【鬼滅の刃】モブですが何か？？？2

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「何故なんだ？」と急に無表情になった猗窩座が言う
しかめっ面も怖いけど無表情も怖い
猗窩座にはずっと笑顔でいてほし…あ、待ってそれも怖い

『何故って…上弦の参ってことは、それなりに人間を喰ってるんだよね？何の罪も犯してない善良な人間を』

それが理由の3.141592653589793238462643383279(以下略)%だよ(細かい)
え？残り？
そんなの決まってる

猗窩座が殺される程強い人間に私が勝てる訳ないだろうが！！！(クソデカボイス)

たった3.14(以下略)%の理由に、少しの間俯いていた猗窩座
だが顔を上げてこう言った

「でも、鬼だって元は人間だよ？それを君たち鬼殺隊は殺してる訳だから、Aちゃんだって同じじゃない？」
『それもそう………って、何っっっで童磨が答えてんだよ！せっかくの感動シーンが台無しじゃねぇか！！！』

お前の後ろを見ろ童磨！
せっかくの台詞を取られた猗窩座の殺気が半端ねぇぞ！

『とにかく、私には無理だよ。助けられない。猗窩座が負ける程強い人間に私が勝てる訳ない…おっと間違えた、善良な人間を喰ってる猗窩座のことは鬼殺隊士として殺されかけてたら見殺しに…じゃなくていずれは殺さなきゃいけないし』
「本心駄々漏れじゃん」

お前マジでしばらく黙ってろよ童磨
さっきから私のセリフにいちいちツッコミ入れんじゃねーよ

とりあえず童磨はガン無視して猗窩座の方を向く

『来世で会えたら今度こそちゃんと友達になろうよ。私ずっと覚えとくからさ。約束ね？』
「わかっ…た」

まだ煮え切らない様子だけど、深く掘り下げたら(主に自分が)面倒だし放っておこう(真顔)

『それとさ、猗窩座』
「何だ？」
『なんとなく思ってたんだけど、猗窩座には人間の頃好きな人がいたんじゃないのかな？』

そう言いながら、童磨の口を塞ぐ
だって絶対コイツ要らんこと言うから(怒)

『何で鬼になったかは聞かないし聞いたところで思い出せないだろうけどさ、来世ではその人を大切にしてあげてよ。ね？私からのお・ね・が・い♡』
「最後ので幻滅した」
『だろうな……って、いっった！！手を噛むなよ童磨！！』
「じゃあ口塞がないで？」




(なんか、Aといるとホッとするんだが)
(えっ、キュン♡じゃなくて？？)
(…猗窩座殿、それ恋じゃなくて妹として見てない？)
(…かもな……)
(まさかの新事実発覚)

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