【鬼滅の刃】モブですが何か？？？2

▼ ページ28

「玄弥君いないわねー」
『玄弥って誰？？』
「俺の同期です」
『同期多いな』

「Aさんは同期少ないんですか？』と聞かれたので、『いや、めっちゃ多い。死んだのたった1人だけ』と正直に話すと、同期ヤバイですね…と引かれた
正しくは、私の同期がヤバイんじゃなくて死んだ奴が強すぎてほぼ鬼死んだだけだけどな
だってあれ鬼倒した数じゃなくて1週間生き残ればいいだけじゃん


「甘露寺様」

恋柱様が誰かに呼ばれる

「間もなく刀が研ぎ終わるそうです。最後の調整のため、工房の方へ来ていただきたく…」
「あらー。もう行かなきゃいけないみたい」

炭治郎が見送ると言うと、恋柱様は深夜発つからと断る
まだどこか煮え切らない表情をする彼に、恋柱様は「炭治郎君」と呼びかけた

「今度また生きて会えるかわからないけど、頑張りましょうね」

やべぇ、お腹空きすぎてグーって鳴りそう(シリアスクラッシャー)
今めっちゃ真面目な雰囲気やん
お腹鳴ったら雰囲気ぶち壊れるやんか(唐突な関西弁)

こっそり退散しよう
お腹が鳴って恥ずかしい思いをする前に

……あらっ、禰豆子さん？？
ちょっとその手を離…して…って意外と力強いな！？

よっし頑張れ私のお腹！
デカイ音で鳴って雰囲気ぶっ壊すなよ！

そんな馬鹿げたことを考える私の横では、恋柱様が素晴らしき話をしている
本にして出版したら売れる気が…

「そうそう、炭治郎君、Aちゃん」
『えっ私？』

ちょいちょいと呼ばれるので2人に近づくと、恋柱様はそっと口を近づけてこう言った


「この里には、強くなるための秘密の武器があるらしいの。探してみてね」


秘密の武器…？

「じゃあね！」と明るい笑顔で去っていった恋柱様

炭治郎が鼻血を出したのはまた別の話だ




(うわきっっったね)
(Aさんに言われたくないです)
(どういう意味だコラ)

▽→←▼

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す