お話 ページ39
りかside
そらが診察室から出て行った。
行かないで欲しかった。
二人にしないで欲しかった。
怖い。
絶対怒られるばすだから···
医者「りかちゃんは何歳まで生きたい?」
「えっ?」
凄い質問されて答えられなかった。
医者「10代で死んでもいい?」
「えっ?嫌だ…」
医者「だよね?」
「う、うん」
医者「今日、した事は10代で死んじゃうかも知れないような事をしたんだよ?」
「えっ?」
医者「もう少しで死んじゃうかも知れないよ?」
「嫌だ…皆ともっと遊びたい…話したい…」
医者「そうだよね?」
「うん」
医者「じゃあ、今日した事はもうしない?」
「しない…」
医者「うん。じゃあ約束だよ?わかった?」
「うん…」
医者「ちょうどいいから、これからのこと話すね?」
「うん…」
医者「明日から、治療始めるからね?」
「うん…」
嫌だ、治療痛そうやりたくないでも…このまま10代で死ぬのは嫌だ…
医者「話したら長くなるから、夜病室で話すからね?」
「うん…」
嫌だ…怖い話を聞くのが…
でも…聞かなくちゃいけない…
憂鬱…
医者「じゃあ、もう病室に戻ろうね?」
「うん」
先生の診察室を出てそらと一緒に病室に行った。
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