そういう好きじゃない ページ2
私も高校二年生だ。華のSJK。
当然色恋沙汰というのもある訳で、
『A、ギュビン君来たよ！！』
｢しー！うるさい！それにかっこいいって言っただけだから、好きじゃない！｣
親友のヘインがあまりにもしつこくタイプを聞いてくるから
ギュビン君と適当に答えたら、ギュビン君が登校するだけで私に報告してくるようになった。
ほんとにうるさすぎてバレてるんじゃないかと心配になる。
ギュビン君は、足が長くて顔が小さい、おまけにちょっと抜けてて天然なところが可愛いと女子にすごく人気がある。
私もかっこいいなとは思うけど別に好きまでは行かない。
でもほんとに容姿端麗だから、目で追っちゃうぐらいは許して欲しい。
あれだよ。推しに対する好きみたいな。
ギュビン君が登校したことによって少しざわついていた教室も、チャイムとともに徐々に静まっていった。
『えー、今日はまず席替えをします。』
日に日に広がっていく担任の10円はげを見つめていると聞こえてくる色々な声。
先生のその一言によって落ち着いていた教室がまた騒がしくなった。
女子の中にはギュビン君と近くになりたいという声も聞こえてきた。すごい人気、
背替えかー、ヘインと近くが良いな。あとは窓際。
淡い期待を募らせ自分の命運を握るくじを引く。
7番。いいんだか悪いんだかよくわかんない数字。けどラッキーセブンだから、期待がさらに膨らんだ。
先生が黒板に席の数字を書き始めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 399人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もち(プロフ) - サラダ油さん» コメントありがとうございます！待ってください、全裸待機笑っちゃいました。笑。最近更新できていなかったのですが、今日やっと続きを更新したので、呼んでいただければ幸いです⌒♡｡ (10月29日 6時) (
レス) id: 918260c06a (このIDを非表示/違反報告)
サラダ油(プロフ) - 続き全裸待機してます！ (10月27日 5時) (レス) @page12 id: 5ecae127c7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もち | 作成日時：2023年9月28日 0時
