05. ほろよい煙草の匂い。 ページ5
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和也「ーーんでここが広瀬の部屋。一応松兄から聞いてたから綺麗にはしといたけど。」
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あれから少し経って二宮くんにルームシェアすることになったことを言って、
ルームツアーという名のトイレやお風呂の場所、
その他諸々案内させてもらって最後に部屋の前で面倒くさそうに頭を搔く二宮くんに“ありがとう。”って言って部屋の前に別れた
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『わぁ、、綺麗。しかも広い。』
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ドアを開けて部屋を見てみると本当に綺麗に片付けられていて、全体的に広い部屋に昨日の夕方に届いたダンボールを開けて広かった部屋に色をつけていく。
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片付けが落ち着いたところで、結衣に電話をかける
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『…あっ、結衣?部屋の片付けが落ち着いたから電話しよーって思ってさ』
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結衣「お疲れ様。どう?ルームシェアってやつは。」
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『なんか気楽だし意外といいかもしれない』
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ベランダをガラって開けて、柵に手をかけて結衣との電話を続ける
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結衣「Aが楽しそうでよかった笑。
あ、あのさ、一緒に住んでる人どう?」
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『んー?どうってなによ笑あ、一緒に住んでる人、二宮くんなんだって!ほらインデザの。』
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結衣「二宮くんって松本くんの相方のイケメン?」
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電話越しで“え、二宮くんとの暮らしはどう?どう?”なんて言ってくる結衣に“引っ越してきたの今日だからまだわかんないよ笑”なんて喋ってる時に
隣からガラってベランダのドアが開く音がすれば
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和也「……ん?あぁ、電話中?」
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結衣に“ごめん、切るね!”なんて言って電話を切る
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『ん?まぁ。 それより二宮くんってたばこ、吸うんだね』
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06.薄い赤紫色のドアと薄い黄色のドアの住民。→←04. Ninomiya
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作者名:茉白 | 作成日時:2019年5月3日 21時