18.ルージュの嵐。真実は彼しか知らない。 ページ18
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季節も梅雨だった6月から7月に変り本格的に夏に変わり始めた。
そんな7月も、もうすぐ24時間マラソン走るなの、国民的アイドルがメインパーソナリティやるなの、
なんなのするテレビが始まる8月間近になってきた。
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ここはetoileという少し大きな一軒家の家。
よく若者たちから聞くワード、そしてドラマにされてるワード、シェアハウス…………ではなく、
シェアハウスとはちょっと違ったルームシェアをする家。
親友であり同僚の結衣からの勧めでルームシェアをする私と元から住んでいる相手、二宮和也とは部署は違えども同じ会社の同僚だった……。
そして和也ことカズに密かに恋をしていたのだが、
ひょんなことからカズと人気者の潤くんと私で居酒屋で飲み会を開いていた。
そこからなんだかんだあって酔いに潰れた私を……。しか記憶はないが何かあって今に至ることになる。
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和也「……さみぃ」
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7月になって暑くなったことでクーラーガンガンで部屋はめっちゃ寒い、しかも何も着ていない状態だったら尚更そうだけども
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『……ねぇ、もしやなんだけど凄いことになった？』
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和也「ん？あぁ、なったなった。」
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そこはハッキリしようじゃないかと思って聞いたらハッキリすぎる回答で返ってきた。
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『……なんでこうなったのかご説明お願いします』
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和也「……くっくく…。秘密笑」
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キラリと自分の首筋に赤い華が咲いているのが分かるまであと少し
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作者名：茉白 | 作成日時：2019年5月3日 21時
