私のこと､好きになってよ…〜胸が鳴るのは君のせい〜

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Aside

私たちが行ってしまうと麻友が言っていた

麻友｢相変わらず…仲良いね｣

有馬｢…勝手に出歩いてていいのか？｣

さっきまであった笑みは隼人の顔からは消えていた

麻友｢今自由時間だから｣

有馬｢体は？｣

麻友｢大丈夫…新しい学校にも慣れてきたとこ｣

有馬｢そうか…よかった｣

麻友｢うん｣

麻友が一歩隼人に近づく

麻友｢…やっと会えたね｣

麻友が切なそうな顔をする

麻友｢ねえ…私さ､隼人くんに会うためにこっちに戻ってきたんだよ？｣

麻友の髪の毛に雨の雫が光ってとてもキレイだった

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