告白と心情 ページ8
ｰホテルｰ
カダー 「・・・Aって、セフィロスじゃないと、駄目なの？｣
「・・・当たり前です！・・・私を人として扱って下さったのは、セフィ様が初めてです。・・・それにセフィ様は､私を必要として貰ったんです。｣
カダー 「・・・君って、特殊なの？｣
「・・・私の瞳は、ブラッドルビーと呼ばれる宝石の一種です。だから、母様も、父様に殺されて、瞳を抜かれてしまった・・・それに、この瞳には特別な力があるそうなんです。｣
カダー 「・・・特別な力って？？｣
「・・・それは、私にも・・・｣
カダー 「・・・じゃあ、セフィロ・・・兄さんが蘇るまで、僕と付き合って！｣
「・・・ほへっ・・・？｣
Aは、悲しげに俯いた。
「・・・私には、分かりません。いつか、終わる関係を続けるのには、意味はあるのでしょうか・・・？？｣
カダー 「・・・でも、終わるからって、意味は無いわけないと思うんだ。・・・それを二人で探そう！｣
カダージュは笑ってみせた。
「・・・！(目を見開く・・・そうですね・・・///｣
思わず、Aも笑みをこぼす。
「(・・・セフィ様に良く似ています・・・)｣
ｰ脳内ｰ
セフィ 「・・・A。付いて来い。｣
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
セフィ 「・・・お前は、可愛いな。｣
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
セフィ 「・・・待っていろ｡すぐに迎えに行く。｣
「・・・(愛しています｡セフィ様・・・)｣
ｰ次回へ続くｰ
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作者名：｢名もなき贖罪の銃士の少女｣ | 作成日時：2017年3月21日 15時
