─いらない記憶─【ジャン】 (ページ9)

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あれから数日後────。

『っ、あの時の·····』

マルコ「超大型巨人だ！！！！」

私たちの目の前に現れたのは、5年前私たちの全てを奪った人類の仇、超大型巨人だった。

『とりあえず広間に』

ジャン「そうだな·····」

『マルコも！アニも！！』

もうこれ以上5年前と同じ様に大切な仲間を喪いたくない。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

今はミカサと一緒に調査兵団の先輩方と巨人を討伐している。

『ミカサそっちを頼む』

「Aはあっちの門の方に行った巨人を」

何故か撤退命令がない。
かなり時間稼いだし、住民は避難してもいいのになぜ

.

『何をやっているの·····』

門が荷物で塞がれていた。
どうすればいいの····私がここを説得できるか分からない。

ミカサ··········いや、自分で何とかしよう。

『何しているんですか』

「うるせぇ！！！お前ら俺たちのおかげで食ってけるんだ」

『こうしてるうちに何人死んだと思ってる』

「さあな···それがお前らの役割だろ！」

『早くどかして···今は調査兵団が指揮している、反抗したら巨人の餌になってもらう事だってできる』

本当に何人死んだのだろう
ジャンやアニ、エレンは生きているの？

後衛だとしても、もう巨人はあらゆるところに居る。この人達のせいで──────。

「ｯﾁ····どけろ！」

『最初からそうしといてください』

「す、すまん·····」

さぁ、みんなの所へ─────。