─いらない記憶─【ジャン】 (ページ27)

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時は流れ壁外調査

『エレン·····行くよ』

「ああ！」

あの時から私は少し兵長と距離を置き、心を落ち着かせた。そして、壁外調査前日兵長と少し話した。

「俺は選択を間違えた」

『もういいですって·····。』

「お前も間違えることがあるかもしれない。だがそれで自分を責めるな」

『·····』

「正解がどれかなんて分からないからな」

それだけ言って部屋を出ていってしまった。
全くもって意味が分からなかった。判断を間違える事はその時その時によって考えられる容量もある。

必ず間違いがあって正解なのだ───────。

ただ兵長は正解があるのかは分からないと言っていた。まるで自分が経験したかのように、

『兵長····奇行種、いや女型の巨人が来ます！！』

「·····そのまま全速力で走れ！！！」

エレン「俺が戦います！！！」

エルド「エレン！！！ダメだ！！」

ペトラ「そんなに私たちの事が信用出来ないのエレン！！」

「·····すすみます！！！！」

これが判断だろう。これが決意というものだろう。
正解は分からない。

その後一瞬女型の巨人確保には成功したが巨人を呼び一時は留められると思ったがそんな思いは儚くちった。

.

エレン「グンタさん！！！！！！」

『そんな···』

エルド「ｯｸｿｯ···！」

エ「俺が戦います！！！」

エルド「ダメだ！！！リスクが大きすぎる！！」

オルオ「なんだ？エレン！俺たちの手を疑ってるのか？！」

ペトラ「そうなの？エレン」

女型の巨人をリヴァイ班の皆さんがやるにしてもかなりの無理がある。私も加勢しないと···。

『私も戦います！！！』

エルド「ダメだ！！！！」

ペトラ「Aもエレンの援護をして！！！」

オルオ「俺たちの術を舐めんじゃねぇーぞ！」