─いらない記憶─【ジャン】 (ページ24)

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「·····大丈夫か？」

全て思い出した·····。

私が心を閉ざして感情を表に出すことを苦手とする理由───。

それはきっと姉の存在を無かったことにしようと自分から遠ざけていたんだ。

巨人という恐ろしい存在を知ってから、全てが嫌になった。

そしてお姉ちゃんがよく楽しそうに話していた

「兄貴が今度空を飛ばせてくれるんだってよ！！！」

「兄貴と共に外へ行くことになった·····待ってろよAすぐ帰るからな！！！」

「兄貴はすんげぇ強ぇんだぜ？！·····名前は

リヴァイ兄貴だ！！！！」

リヴァイ·····

お姉ちゃんと共に外の世界へ言ったのはリヴァイという男とファーランという男だった。

ファーランは死んだと聞いた。
リヴァイだけが今も続け《兵士長》になったとあ母さんたちの話から盗み聞きをしたんだ─────。

.

『あんたか··········』

「あ？」

私をここに連れてきた理由も全部·····相手が知っていたことなら尚更。

『あんたが！！！！！お姉ちゃんをっ···！！！！』

「·····？！·····戻ったのか」

『っ、う"わあ"ああ"！！！！』

「·····」

お姉ちゃんごめんなさい·····逃げて。

忘れてて、ごめんなさい。

·

お姉ちゃんはこのリヴァイに殺された！！！！！！！
私が殺す番だ！！！！！