─いらない記憶─【ジャン】 (ページ12)

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ジャンside

ミカサがどこに行ったか分からないが、今はAが先陣切ってみんなを本部まで導いてくれてる。

俺が立体機動装置を教えてなければ多分、首席2人の内1人になる事なんてなかっただろうな·····。

·····ったく、俺に感謝しろよな！

MOB「おい！！！A〜！！！！」ﾌﾞﾁｯ

『っ、』

ジャン「周りをよく見ろ！！！機動力を使え！！」

アイツはどれだけ辛いのだろうか、名前を叫ばれて死んでいく仲間を見てるだけでこっちも辛くなる。

ただ感情が上手く表現出来ないAでも、今は気が動転しているように見える。

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ﾊﾟﾘﾝ!!!!

『···無事？』

「ああA、ありがとう」

Aの判断で俺達は本部まで死なずに行くことが出来た。

「っ、てめぇら！！！お前らの仕事だろ！！！」

マルコ「ジャン·····！！」

「巨人が入ってきたの！しょうがなかったのよ！！」

『····巨人は入ってきたの？何体？何m級？』

「·····7体ぐらい、3〜4m級だと思う」

いくら昨日卒業したからと言って、戦うことを放棄することはあってはならない。
それこそ死罪に値する！！！！·····。

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ﾊﾞﾝｯ!!!!!!!!

MOB「きょ、巨人だ！！！！！」

「「「「わァああああああああぁぁぁ」」」」

「人が集まりすぎた·····！」

『待って·····今、』

「おい嘘だろ·····？！」

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巨人が巨人を殴った───？！