48話 ページ49
ｼﾞｪﾊ「あれ君たち、やぁやぁやぁ
また会えるなんて運命だね、ちょぉーと付き合ってくれないかなぁ」
ﾊｸ「いや、俺たちは...」
ｼﾞｪﾊ「実は追われているんだ」
ﾊｸ「役人か？」
ｼﾞｪﾊ「ん〜、まあそんなとこ
あっ大丈夫、君たちに害は及ばないから」
私たちはジェハに案内されてお店に入った
ﾊｸ「...こら、昼間っから何だぁ？ここは」
ｼﾞｪﾊ「こうゆう所の方が隠れやすいんだ」
A「しかも私女だし...」
「あらあなた、とっても美人さんね
あまりの服あるから着てみない？」
A「え？いや私は...」
ｼﾞｪﾊ「良いじゃないかな、着てきなよ」
A「えぇ...」
「ほら行くわよ」
ｼﾞｪﾊ「あの子本当に可愛いよね、貰っちゃおうかな」
ﾊｸ「アイツは辞めとけ、敵が多すぎる」
ｼﾞｪﾊ「そうなのかい？君も狙ってるの？」
ﾊｸ「いや、俺は別の...って何で会ったばっかの奴に言わなきゃならねぇんだ」
ｼﾞｪﾊ「良いじゃないか、教えてくれよ」
「お二人さぁん、終わったわよ」
A「...///」
ｼﾞｪﾊ「…やっぱり連れ去っていいかい」
ﾊｸ「ダメに決まってんだろ、てか真顔で言うな」
A「何の話？」
ｼﾞｪﾊ「いや、僕が君を...」
ﾊｸ「……」
ｼﾞｪﾊ「冗談だよ(半分は本気だけどね)」
ﾊｸ「つうか今はこんなことしてる場合じゃないんで」
「やだぁお兄さん、行かないでぇ〜」
ﾊｸ「あ？」
「あのお兄さん、眼差しだけで女を殺せるわ」
ｼﾞｪﾊ「えぇ？僕にもやってみて！」
ﾊｸ「何もしてねぇよ...ま、いい女だったら俺の里に山ほど居たからな」
ｼﾞｪﾊ「何！？それは何処だい？」
ﾊｸ「ん？ふう...あぁいや、あんたこそ変わった服きてんな、生まれはどこよ」
ｼﾞｪﾊ「えっ、僕かい？僕は...」
ﾊｸ・ｼﾞｪﾊ「あは...」
A「ん？」
ｼﾞｪﾊ「僕は...ここ、この阿波の生まれだよ
これは戒帝国からの輸入品、港町だからね
いろいろと手に入るのさ」
A・ﾊｸ「へぇ〜」
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作者名：カッパ | 作成日時：2021年8月5日 1時
