13話目 ページ18
「眠い。」
ほんの一時間だけ睡眠をとり学校へ行く。
ふらふらに歩きながら欠伸をする。
斎「ふらふらしてないでちゃんと歩いたらどうなのだよ。」
マ『おはよう、Aちゃん♪』
「あ〜…宗とマドモアゼルおはよ。」
宗の方を振り向くと驚いた顔をした。
斎「ノンッ！何なんだね、その声は！いつもの君の美しい声ではないではないか！」
すごい言い様だな、おい。
斎「そして、その顔！隈も出来て何があったのだよ。」
「ちょっと作りもんしてただけ、あー…はい。」
昨日ゆるキャラ作るついでに宗を見立てたクマのストラップを差し出す。
マ『あら♪随分と可愛らしく出来たのね』
斎「フンッ、これぐらい作れて当然なのだよ。」
そう言いながら嬉しそうに受け取ってくれる。
ふふん、作ったかいがあった。
「出来栄えとかは放課後教えて、改良点探してみるわ。」
そんな世間話をしながら宗と一緒に登校する。
クラスに荷物を置くと俺は１年生の教室に向かう。
そう、高峯君にお礼を渡しに行くのだ。
正直な事を言おう。めちゃくちゃ緊張する。
2年生までなら俺も知っている。だが、１年生はまだ未知の領域なんだよ。
そんな事を考えながら歩くといつの間にか１年生の教室の前に着いていた。
深呼吸をして、扉を開ける。
「あ〜…えっと、高峯君ってこのクラスで合ってるかな…？」
ガラガラの声で話すもんだから、皆の目線が痛い。
高「えっ…夕暮先輩、どうしたんっすか…？」
「あっ、ごめん連絡し忘れてた。はい、お礼渡しに来た。」
綺麗にラッピングした昨日作ったものを渡す。
渡した瞬間高峯君の目は光った。
高「っ！？どうしたんっすかこれ」
「作った。あれ…ゆるキャラ好きじゃなかった…？」
高「いえ、むしろ好きです！」
おぉ…めちゃくちゃ感謝されてる。
これは作ったかいがある。
「ははっ、そっかそっか♪それは良かった。昨日はありがとね高峯君」
高「あのっ…また作ってくれませんか…？」
俺の服を小さく掴む高峯君は妙に可愛く見えました、まる
「もちろん、期待に答えてみせるよ。」
軽くウインクすると高峯君は嬉しそうにして教室入っていった。
さて、俺も教室に戻りますか。
✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄
多分次は高峯君sideですです！！
3000hitありがとございます！
※誤字を直しました
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なーちゃん - 青い鳥の方でもフォローさせていただいています、なーちゃんです笑。いつも飴細工さんの作品を楽しみにしています！これからも頑張ってください！！ (2017年1月3日 2時) (
レス) id: e7dadc1882 (このIDを非表示/違反報告)
飴細工(プロフ) - すずめ缶さん» すずめん〜!!ありがたい!!リクエストもちゃんと消費してるから楽しみにしといて!!(●´ω`●) (2016年9月20日 23時) (レス) id: 4304030f22 (このIDを非表示/違反報告)
すずめ缶(プロフ) - おめでとう！これからも応援してるよ（あおすずめ） (2016年9月20日 21時) (レス) id: 2c538e8b11 (このIDを非表示/違反報告)
飴細工(プロフ) - 珀麓さん» 満足していただけて光栄です！ ありがとうございます！遅いですが更新頑張ります〜！ (2016年9月19日 17時) (レス) id: 4304030f22 (このIDを非表示/違反報告)
珀麓(プロフ) - 守沢先輩のヤンデレ美味しかったです((殴とても素晴らしかったです！これからも更新頑張ってください！ (2016年9月19日 17時) (レス) id: a567cf206e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：飴細工 | 作成日時：2016年8月13日 6時
