『第94話 ミリム･ナーヴァ』＊リムル視点 ページ13
＊リムル視点＊
「ワタシの前で弱者のフリなど
出来ぬと思うがいい！」
「……ところで2人はこの姿が本性なのか？」
「ゲルミュッドの残した水晶では」
「銀髪の人型､小さい龍だったが」
ゲルミュッド？
そう言うと､ミリムは俺を下ろした。
そして､俺はエルに合図を送り変身した。
『この姿のことですかね』
「おおっこれだ！」
そういえば､ソウエイ､
Aの行動から何か監視している者がいる､
という報告は受けていた｡
ゲルミュッドのことかと思っていたが
まさかヤツも監視対象になっていたとは……
ミリムは俺とAの周りをグルグルしてる｡
エルは俺の肩に乗った。
すると､ミリムが俺の前に止まり｡
ジッと見つめ始める。
「…ん？」
「水晶ではもう少しちまかった気がするのだ」
「さてはお前……」
「豚頭帝を喰ったのか？」
『…えぇ､まぁ』
一体､なにが目的なんだ？
この魔王…ゲルミュッドあるいは
豚頭帝を殺された復讐か？
その後､Aはミリムに持っていかれて
ミリムにAは抱き締められた。
恐る恐る俺は聞いてみる｡
『それで､今日はどんな御用での
お越しでしょうか？』
「む？」
「最初に言ったではないか､挨拶だぞ？」
それだけかよ！？
けどまぁ戦わずに済むならそれに
越したことはない､なにせ大賢者曰く
《測定可能な下限段階で魔素量が10倍以上です｡ですが個体名･Aなら勝てる可能性はあります。》
だ。
A…勝てるのか流石は神だな……
すると､Aはスキル"意思伝達"で俺に話しかけてきた。余裕だなA…
〈ミリムちゃんご機嫌だね〉
《そうだなっ…て本当に余裕だな｡A》
〈えへへっ､でもさ｡
リムルこれで戦わずにいるんだったら
それでいいんじゃないかなぁ？〉
まぁな､もし戦いになったら
絶対に敵わないだろう｡
と考えていると､Aの表情が変わった｡
ギョッとした､俺は振り返る。
へっ？
((キィィィｨｨｨィィン！
へぇっ！？
「ランガ！リムル様を連れて逃げなさい！
早く！！」
「心得た！」
何が､起こったのか理解できない､
まま俺はランガに乗せられている。
後ろを見ると､
Aは慌ててミリムの首に居て
そして､ミリムはシオンの剣を掴んでいた｡
「！！」
「なんだ？ワタシと遊びたいのか？」
『ま､待て！待てランガ！』
「待てません！お許しをリムル様！」
ちょうど､木がある｡
なら…
俺は木にジャンプし枝を掴む。
そして､俺の足でランガの首を締め上げる｡
『第95話 ミリム･ナーヴァ.2』＊リムル視点→←『第93話 囁く者.3／来た者』＊リムル視点
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ナナクサ - 「ハハッ！そーなんだ。坂本真綾と空の境界の主人公両儀式をやってらっしゃるよな。」あぁー想像できた。「ちなみに俺は宮野真守あたりかな♪」 (2021年2月16日 19時) (
レス) id: 0e00a1f00f (このIDを非表示/違反報告)
黒絢(プロフ) - ナナクサさん» いやーそこまで考えてなかったですねー…でもイメージだと伊藤静さんか坂本真綾さんかなぁ…／リムル「影響はFEのキャラクターだな？」／エル「FEがわからない方もいるので教えると､ファイアーエムブレムの略称だね｡」色々バラすのはやめろォ (2021年2月14日 21時) (レス) id: 86846c7346 (このIDを非表示/違反報告)
ナナクサ - 「まぁミリムの知り合いで今のところ世界一の奴だからまだ会わないほうがいいね（笑）」個人的に諏訪部さんに声やってほしい「ディアブロといいイケボ揃いだよなぁ。エルちゃんのイメージ声優は決めてるのか？」 (2021年2月13日 13時) (レス) id: 0e00a1f00f (このIDを非表示/違反報告)
黒絢(プロフ) - ナナクサさん» なるほど？なるほど？／エル「2回言ったね？」／リムル「そっか､また新しいキャラクターが出てくるんだな」見たいだね､そっか新しいキャラクター出るんだなぁわぁ､すっごい() (2021年2月12日 22時) (レス) id: 86846c7346 (このIDを非表示/違反報告)
ナナクサ - 「ギィって知ってる？ディアブロの兄弟？喧嘩相手？みたいな悪魔王だぞ。」乱雑な口調？だよね「ディアブロと真逆の奴な。」 (2021年2月12日 20時) (レス) id: 0e00a1f00f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒絢 | 作成日時：2020年12月28日 23時
