『第34話 ゴブタ死す！』＊リムル視点＊夢主視点 ページ41
前回の続きです。
＊リムル視点＊
……落ち着け、何か着いているように見えるが。
気の所為だ、これは…そう……アレだ。
大賢者《シミュラクラ現象。
3つの点があるとそれを
「顔」と確認してしまう現象です。》
いや、大賢者さん。
そういう事じゃなくて…何て考えていると。
とうとう、その食べ物が呻き声をあげる。
何をどうやって作ったんだ……シオン。
食べ物「ぉぉおおおおおぉぉおお……」
……助けて！大賢者!!
大賢者《解。視覚を閉ざし、
右斜め後方にスプーンを突き出せば、
命は助かります。》
よく分からんけど、分かった！！
お前を信じるぜ。
そう思い、目をｷﾞｭｯと瞑り。
俺は大賢者の言う通りに右斜め後方に
スプーンを突き出す。
??「むぐっ！」
…?
ﾘﾑﾙ『……むぐ?』
目を開けると、
そのスプーンはゴブタの口の中に入っていた。
ｺﾞﾌﾞﾀ「グ……ッ」
ゴブタが飲み込んだのか、分からないが…
次の瞬間……
ｺﾞﾌﾞﾀ「ｸﾞｵｵｫｫｵｵ!!!」
いきなり、悶絶し床を転がる。
ゴブタの姿……
ｺﾞﾌﾞﾀ「ふぐっ……」((ﾄﾞｯ…
泡を吹いて、倒れるゴブタ。
それを見たシオンは「あれぇ……?」
と声が聞こえた。
ﾘﾑﾙ『……シオン。』
ｼｵﾝ「はっはい！」
ﾘﾑﾙ『今後、人に出す。
飲食物を作る時はベニマルの許可を
得てからするように！』
俺が、そう言うとベニマルが慌てた様な
表情で俺を見た。
ﾍﾞﾆﾏﾙ(あんまりです！リムル様！)
ﾘﾑﾙ(知らん、監督はお前に任せた。)
そう思うと、俺はベニマルの方へ舌を出した。
そして、思う。
ベニマルには頑張って貰いたい。
今後、二度とゴブタのような犠牲を出さぬ為に…
----
＊A視点＊
目が覚める、
……?目が覚める。
どうやら、私は台所の床で寝てたらしい…
でも、何で?……
何て頭を抱えて居ると。
ゴブイチが心配そうに私の顔を見ていた。
ｺﾞﾌﾞｲﾁ「A様…大丈夫でございますか?」
A『…えっ…うん、大丈夫だよ。
ありがとうね、ゴブイチ。』((ﾆｺｯ
ゴブイチは顔を赤く染めて、
「いえいえ!!」と言った。
ゴブイチが少し、間を開けてから。
言った。
ｺﾞﾌﾞｲﾁ「にしても、A様大変でしたね……」
A『??……えっ、何が?……あっ！』
そうだ、思い出した。確か、あの後私……
シオンの料理を食べて……
A『!!……』
私は焜炉の方を見るとあの料理がない
私は慌てて食堂の方へ行くと
そこには…
A『ごっ…ゴブタ君?』
ゴブタが泡を吹いて倒れていた。
…何があったの!?コレ!?
私は、心の声を押し殺しながら思った。
『第35話 癒者』＊夢主視点→←『第33話 毒入りスープ(青)』＊リムル視点
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黒絢(プロフ) - 俎板専門店まりもさん» 大丈夫です！そしてありがとうございます！／リ「見てくれると､こっちも嬉しいものだな！」エル『そうだね､リムル』((ﾆｯｺﾘ (2020年12月29日 11時) (
レス) id: 1956fac84e (このIDを非表示/違反報告)
俎板専門店まりも(プロフ) - 見るまで遅くなりました！すみません！そして同時にイベント参加ありがとうございます！楽しんで見せていただいてます (2020年12月29日 11時) (レス) id: 02f18fb950 (このIDを非表示/違反報告)
ナナクサ - もう夢主とリムル結婚しろ！可愛すぎる！（ディアブロが嫉妬的な何かを向けてそうだけど） (2020年8月1日 19時) (レス) id: 81cfe3f64f (このIDを非表示/違反報告)
ナナクサ - pixiv小説のタイトルは「邪神とスライム転生者」です。 (2020年6月15日 22時) (レス) id: ab3b389dea (このIDを非表示/違反報告)
黒絢(プロフ) - ナナクサさん» そちらの方は後で見に行きますね！ (2020年6月15日 0時) (レス) id: 2e651aea9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒絢 | 作成日時：2019年11月2日 18時
