(転スラ)優しい邪神と一匹のスライム(クトゥルフ神話)

『第33話 毒入りスープ(青)』＊リムル視点 ページ40

＊リムル視点＊

シュナの「えっ……」と声が聞こえた。
まさか……な。と考えていると、
いつの間にか、食堂に着いていた。

食堂には、
ベニマル、ハクロウ、ソウエイ、コクが
居た。皆お茶を飲みながら話していて。
どうやら、皆それぞれの事が終わったらしい。

ﾊｸﾛｳ「おや、リムル様。
お食事ですかな？」
ﾘﾑﾙ『あぁ、シオンが手料理を作ってくれたみたいだからな。』

俺が言うと、コク以外の奴らが、

鬼人全員((ﾋﾞｸｯ……
と、なった様な気がする……
その前に、俺は机の上に置かれる。

ﾘﾑﾙ『お前達もどうだ?……』((キョロキョロ
ｺｸ「……じゃぁ、食べて行こうk((ポン

コクが、そう言うとした瞬間。
ソウエイがコクの肩を軽く叩き、そして
ソウエイがコクを立ち上がらせる。

ｿｳｴｲ「俺達は……！」
すると、ソウエイは
スキル･分身を作り……って、
もう、そのスキルを覚えたのか……
……流石、イケメン((

ｿｳｴｲ「村の偵察をしてきます！
行くぞ、コク……」
ｺｸ「……?おｯ、おう?」


そう言うと、ソウエイは慌てた様子で
スキル･影歩きを使った。
……ん?

ｼｵﾝ「では、お持ち致しますね！」
ﾘﾑﾙ『…おう』

シオンが食堂から出ると、
俺は人の姿になってから、
ベニマルとハクロウの様子を見ていると
何やら、あの2人…何か、慌ててる?
って､言うかアレ
……Aは全然出てきて無くない……?
確か、シオンと料理を……

って､まさか……
((チラッ

俺はシオンの方を見た。

……嘘だろ。シオン、お前そんな「出来る女」
見たいな外見して、まさか……まさか！
そんな、お約束の「アレ」だったりするのか!?


ｼｵﾝ「お待たせしました。」((ｺﾄｯ

そこには、蒼色の食べ物(?)だった……
……駄目だったー!!!??


ﾍﾞﾆﾏﾙ((ｽﾞｽﾞｯ〜〜

ベニマルめ……!!
シオンがメシマズだと知ってて、
逃げやがったな！

ｼｵﾝ「リムル様、さっどうぞ」((ﾆｺｯ

スプーンを渡す、シオン……
ちょい、待っててな……((

おいこら、こっちを向け。
何普通に茶啜ってるんだ!!
ってか、よく見たら隣！
あの爺さん完全に気配を経ってやがる！
おーい！


ﾍﾞﾆﾏﾙ(すまない、リムル様……!!)
ﾊｸﾛｳ(コレも修行ですじゃ……！)
((ｺﾞﾌﾞﾀ「あー！ハラ減ったっす〜〜!!」


俺は、シオンからスプーンを貰う。
ﾘﾑﾙ『……いっ…いただきます』

あぁ、今きっと俺の顔は引きっってるんだ……
何となく分かる……
なぁに…さすがに毒ではあるまい、
死ぬ事はな……!?


次の瞬間、スプーンの食べ物(?)に顔が……
……

コレは、一種の毒入りスープでは?((

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