『第21話 宴後』＊ リムル視点 ページ27
＊リムル視点＊
真夜中になると、
宴が宴が終わり、そして。
Aは走って、俺の所に来た。
A「やぁ、遅くなってごめんね……」
ﾘﾑﾙ『いや、別に良いけど。
で、あの戦いの時にお前は何を見たの?』
そう言うと、
Aは俺に1つ1つ丁寧に説明してくれた。
ｵｰｶﾞの村が燃えた事。
そこには、燃えた部屋の中には
ｵｰｸの親玉と仮面の男がいたらしい。
仮面の模様は見えなかった見たいだ……
あっ、そうだ……
ﾘﾑﾙ『……今思ったけど、お前を来た時にいた、あの化け物って…確か……ムーン』
A「ムーンビースト…だね。
凄いね本当に、なんでも知ってるんだ……」
その名前を言うと、Aの顔が暗くなった。
ﾘﾑﾙ『……そっか、ありがとうな、A。』
A「いいよ〜……ねぇ、リムル?」
ﾘﾑﾙ『ん?なんだ?』
A「質問していいかな?……」
その時のAの、
表情は真剣な顔になっていた。
何となく、
ここではいいえが言えない気がした。
そして、言った。
A「その……異様な雰囲気のしたﾓﾉ
ってこの村に来てなかった?」
ﾘﾑﾙ『異様な雰囲気……
あぁ、あの占い師の事か?』
A「……うん、
ﾓﾉはきっとｵｰｶﾞの村に来たんだと思う……」
アイツ、ｵｰｶﾞの村にも来てたのか……
そう思うと、
またAは小さい声で
譫言の様に言い続ける。
俺はAの方を見ると、
今にも、泣きそうなAがいた。
A「…ｿｲﾂ……いや、そのお方は強い……
今の私じゃ……勝てない。でも､逃げて、私は、
アレには、あぁごめんなさい……」
あっ……ヤバい。
本当に、支離滅裂な言葉と
目がが段々虚ろな目になってきた
それに、この呪文……
早く止めないと……
ﾘﾑﾙ『おっ……おい、だいじょうb
((A「……とぅるふ……たぐん、つ……が………
！………おい!!』((ｶﾞｼｯ
A「……!!」
肩を強く掴むとAは目を見開く。
その後、「あっ……アレ?」と辺りを見渡す。
ﾘﾑﾙ『A、大丈夫か?』
A「えっと……うん、大丈夫だよ。
ありがとうね､リムル」
ﾘﾑﾙ『……なぁ、お前、
俺に隠し事してないか?』
A「……してないよ！大丈夫!」((ﾆｺｯ
Aの笑顔は少し、ぎこちなかった。
その後、Aは立ち上がり
どこかフラフラと歩いて行ってしまった。
嫌でも、分かる。隠し事……
なぁ、あの時。
化け物にやられて現れた時の、
傷だらけのお前に何があったの?……
---言える訳ないじゃないか---
……そんな悲しい意志が俺の心に流れてきた。
『第22話 黒い森の3匹客』＊リムル視点→←『第20話 宴はまだ続く』＊夢主視点＊紅いオーガ視点＊リムル視点
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 84人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒絢(プロフ) - 俎板専門店まりもさん» 大丈夫です！そしてありがとうございます！／リ「見てくれると､こっちも嬉しいものだな！」エル『そうだね､リムル』((ﾆｯｺﾘ (2020年12月29日 11時) (
レス) id: 1956fac84e (このIDを非表示/違反報告)
俎板専門店まりも(プロフ) - 見るまで遅くなりました！すみません！そして同時にイベント参加ありがとうございます！楽しんで見せていただいてます (2020年12月29日 11時) (レス) id: 02f18fb950 (このIDを非表示/違反報告)
ナナクサ - もう夢主とリムル結婚しろ！可愛すぎる！（ディアブロが嫉妬的な何かを向けてそうだけど） (2020年8月1日 19時) (レス) id: 81cfe3f64f (このIDを非表示/違反報告)
ナナクサ - pixiv小説のタイトルは「邪神とスライム転生者」です。 (2020年6月15日 22時) (レス) id: ab3b389dea (このIDを非表示/違反報告)
黒絢(プロフ) - ナナクサさん» そちらの方は後で見に行きますね！ (2020年6月15日 0時) (レス) id: 2e651aea9d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒絢 | 作成日時：2019年11月2日 18時
