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「それじゃあ店の人の言葉を確認。北へ真っ直ぐ行けば目的地、そして途中山賊に気をつけろっ言ってたよね?」
アズミの言葉にゴンは「北に真っ直ぐいけば山賊に会えるってこと?」と聞く。
「ゴンも大分ゲーム語が分かってきたじゃん」
キルアがゲーム語を理解するようになってきたゴンを褒める。ゴンは照れた後、後ろを見た。
「で、どうする?」
例の少女が追いかけているのだ。
「ほっとけほっとけ。山賊が出たらドサクサでまけばいいよ」
キルアの言う通りに行動することになった。しばらく山道を走っていくが、少女はかなりの速さで着いてくる。
「思ったより着いてくんなァ……」
「うん、オレ達結構飛ばしてるよね」
「えー?師匠と比べれば私達遅い方だよ」
アズミの師匠の話に2人はびっくりする。
「そうなの!?」
「おれ達より速いのか!?」
「速い速い。鬼ごっこやったら50回やってやっと1回捕まるほど」
「「ほ〜〜〜」」
そう話していると気配を感じ取った。山賊の登場だ。
「「助けてください!!お願いします!!」」
・・・・・・なぜか見事なジャンピング土下座を決めた。とりあえず敵意は無いようなので事情を聞いてみることにする。
*
ログハウスがいくつか並ぶうちのひとつに上がらせてもらうと、そこには小さな男の子が寝かせられていた。山賊たちは島の風土病にかかり、この男の子は一番重かったのだ。
「なんとかお金を恵んで頂くことは出来ないでしょうか!」
薬代を恵んでほしいとお願いする山賊たち。ちなみにゲーム語に訳すと金を恵んでくれたらお礼としてお得なアイテムか情報を渡すだ。しかし薬代を渡しても男の子が「寒いよ寒いよ」と言うからゴンとキルアが上着を渡しても情報はもらえなかった。(ちなみにアズミはゴンとキルアが「女が服を渡すな」の説得により渡していない)。
身ぐるみ剥がされた3人は森を進んでいく。少女はいつの間にかいなくなっていた。しばらくしてそのかわりと言わんばかりに視界は開け、見渡す限りの岩石地帯が現れた。そろそろ怪物が現れるようだ。
「行くぜ!」
「「おー!!」」
気合を入れる3人。ただし現れたのは崖よりも更に大きい1つ目の巨人(しかも複数)。ドコからどう見てもラスボスレベルだった。しかし暫くすると目が弱点と分かってきた。
「しかもこいつら攻撃パターンが2通りしかないよ!」
「そっかそれなら」
アズミはジャンプしながら巨人の体を登っていく
(霞の呼吸 参ノ型 霞散の飛沫)
ザシュ!!
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ゆずぽんず(プロフ) - AYAAYAさん» やったー!!愛しのむいくんだー!!AYAAYA有り難う御座いますぅー!! (2020年6月21日 10時) (レス) id: 0c01c07142 (このIDを非表示/違反報告)
AYAAYA(プロフ) - 由亜さん» 由亜さん!お望み通り出しました!! (2020年6月20日 15時) (レス) id: df90ade64c (このIDを非表示/違反報告)
AYAAYA(プロフ) - 由亜さん» フフフフフフ( ̄▽ ̄) (2020年6月6日 14時) (レス) id: df90ade64c (このIDを非表示/違反報告)
由亜(プロフ) - めっちゃめちゃ面白いです!HUNTER×HUNTERも鬼滅も大好きなんですぐ読み進めてしまいました〜!このとき、鬼滅の世界戦って、どうなってるんでしょう?他の鬼滅キャラも出てきたらなお良いですね〜!! (2020年6月5日 22時) (レス) id: 649b5b4eec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AYAAYA | 作成日時:2020年5月29日 11時