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相手を殺してしまったらカードは奪えない。当初このルールはプレイヤー同士の殺し合い防止が目的だったはずなのだが状況が煮詰まってきて、相手を殺してカード化できるアイテムが1つでも増えればよしとするヤバい連中が台頭してきたという。男は宣言した。
「オレ達がその状況にピリオドを打つ!!同士を募りゲームを攻略する!!協力して欲しい」
しかしその方法は奪うだ。「腕ずくで奪うのか」と呆れるプーハットという人物に、男は違う!と声を張る。男が使う方法はスペルを使ってカードを集めるという。スペルカードの中にはカードを奪う呪文、それを防ぐ呪文のスペルカードある。それを独占し使って奪うのだ。殺して奪うよりはマシだったがなんだかそれもどうだろうかと思ってしまう。
そして3人の答えは…
「オレはいい。自力でプレイするから」
「リーダーがそう言うんでね」
「私も同じく!」
ゴンの言う通り、自力で集めるにした。なぜ自力で集めるのかと言うと…
「あいつらジンの作ったゲーム、殺戮だとか奪い合いが前提だとか、悪い風にばっか言うんだもん」
どんな人物か知らないとはいえ、父が作ったゲームを悪いように言うからだ。その気持ちを汲み取ったキルアとアズミは殺しは絶対にしない奪い方を提案した。
「例えばプレイヤーが互いにカードを1枚ずつ出し合って、ルールを決めた上での戦闘で勝った方が相手のカードをもらえる」
「規則は殺しは絶対に無し!殺しをしたらカード全部没収!はどう?」
その提案にゴンは「アリだ」と言う。勧誘してきた人達の作戦だってやり方は「ハメ」みたいでかっこわるいけどこのゲームでは自然の成り行きだ。
「ま、あんな奴らほっといてオレ達はもっとゲームを楽しもうぜ」
「元々蒐集は楽しい物だからね!」
キルアとアズミの言葉にゴンは「……うん!」と応えた。
「キルア、アズミ。ありがと!」
「「!」」
「2人と一緒にここに来れて……ううん!2人と会えて、オレ本当に良かったよ!」
「………うん!私もゴンとキルアに会えてよかった!」
ゴンとアズミの言葉にキルアは「やめろよバカ、恥ずいだろ」と言う。
「キルア照れてる?」
「なんで?オレ本当にそう思ってるんだよ!!」
こうして3人は次は何をしようかとまた話すのだ。高台から好奇の目を向け見下ろしていた人影があったことも、気が付かないまま
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ゆずぽんず(プロフ) - AYAAYAさん» やったー!!愛しのむいくんだー!!AYAAYA有り難う御座いますぅー!! (2020年6月21日 10時) (レス) id: 0c01c07142 (このIDを非表示/違反報告)
AYAAYA(プロフ) - 由亜さん» 由亜さん!お望み通り出しました!! (2020年6月20日 15時) (レス) id: df90ade64c (このIDを非表示/違反報告)
AYAAYA(プロフ) - 由亜さん» フフフフフフ( ̄▽ ̄) (2020年6月6日 14時) (レス) id: df90ade64c (このIDを非表示/違反報告)
由亜(プロフ) - めっちゃめちゃ面白いです!HUNTER×HUNTERも鬼滅も大好きなんですぐ読み進めてしまいました〜!このとき、鬼滅の世界戦って、どうなってるんでしょう?他の鬼滅キャラも出てきたらなお良いですね〜!! (2020年6月5日 22時) (レス) id: 649b5b4eec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AYAAYA | 作成日時:2020年5月29日 11時