4-火照り ページ6
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𝑌𝑜𝑢-𝑠𝑖𝑑𝑒
あれから傑とレストランに行き、楽しくご飯を食べた。
普通のレストランだと思っていたら、個室で凄くお洒落なお店だった。
私が言うのも何だけど、傑は凄いと思う。
私が助手席に乗ろうとすれば、さりげなくドアを開けてくれる。
私が上着を脱いで掛けるところを見つけていると、さりげなく代わりにハンガーに掛けてくれる。
飲み物が無くなると、入れてと言ってないのに注いでくれる。
......はぁ。
こんな凄い人が私の彼氏とか夢みたいだ。
たまに何でこんな人が私の彼氏なんだって思う時もあるけど。
結局、好きが溢れる。
家に着いて、降りる時もドアを開けてくれる。
『ありがとう』
「彼氏なら当然」
私が降りるのを確認すると、傑はそっとドアを閉めた。
玄関の鍵を開け、中に入りお互いラフな格好に着替える。
リビングに戻ると、既に買ってきたワインとグラスを置いて待っている傑がいた。
『お待たせ』
「待ってないよ、私も今さっき着替えたとこ」
『そっか』
と言いながらも、結構待ったんだろうなと考える。
傑が座っている横に座る。
ワインを注いでもらい、グラスを合わせる。
「乾杯」
『かんぱーい』
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