日常 15 ≫ 写真撮影 ページ16
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記者「Ohー!ジェネラール!!クール!COOL!クゥール!!」
ティア「‥どうも」
記者「ティアッ!今日こそOKもらえるまで俺は帰らねーぜ!」
ティア「じゃあ、ずっと滞在ですね」
このテンションの高い人は、魔法専門誌『週刊ソーサラー』の記者で、度々ギルドを訪れては撮影を頼まれている。
ジュビア「どうして断り続けてるんですか?ティアさん目立つの好きそうなのに‥」
ルーシィ「そうですよ!私だったら喜んで引き受けるのにな〜」
ティア「私は喜んでルーシィに譲るよ‥」
ジュビアの言う通り、目立つのが嫌だから断ってる訳じゃない。
ただ‥
グレイ「お前、まな板だもんな」
ティア「ひっ‥!心読んだ?!読まれたの今?!」
ジュビア「グレイ様!どうしてティアさんの胸のことを知ってるんですか‥!」
「見りゃ分かんだろ!」と失礼極まりない言葉を口走りながら、胸を寄せて来るジュビアから遠ざかるグレイ。
悔しいかな断り続けている理由はまさに図星で、撮影を引き受けた日には、週ソラ史上初の貧相なグラビアを飾ることとなる‥
記者「ん〜要するにグラビアがNGなんだろ?だったらこんな案はどうだい?」
ティア「別にそこまでして載りたい訳じゃ‥」
記者「今度企画を考えてるんだけど、それの表紙を飾ってくれよ!あと単独インタビューも受けてくれたら嬉しいけど」
ティア「グラビアじゃないんだったら‥受けます」
記者「COOOOOOL!!じゃあ、さっそく撮影を始めよう!」
カメラマンや機材を持ったスタッフが慣れた手つきでセッティングを始めれば、瞬く間にギルドの一角に簡易撮影スタジオが完成する。
記者「企画の撮影には、彼氏役も必要なんだけど‥」
ティア「えっ?彼氏役?」
記者「まさにCOOLな魔導士!グレイ・フルバスター!!」
グレイ「は?」
訳も分からず連れて来られたグレイと、企画内容を知らされないまま進められていく撮影。
記者「最愛の彼女を優しく抱き締めるように!」
グレイ「相手に無理があるだろ‥」
ティア「んだとコラ」
記者「大好きな彼氏を見つめるように!」
ティア「みっ、見れない‥」
グレイ「仕返しか?コラ」
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見た目だけはお似合いな二人
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グレイ「もうちょっと離れろよ‥!」
ティア「てっ、照れないでよ‥!」
記者「いいねいいね!クゥールッ!!」
ジュビア「グレイ様、次はジュビアとツーショットを♡」
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ぱっち(プロフ) - ルイさん» ありがとうございます!そう言っていただけてすごく嬉しいです(^^)♪更新頑張りますので是非またお立ち寄り下さい(^^) (2016年3月5日 22時) (レス) id: bc5692e9a1 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ - 小説とっても面白いです!最新頑張ってください。応援してます!! (2016年3月5日 22時) (レス) id: 284a3beb6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華うさ | 作成日時:2016年3月1日 10時