あなたの彼女にはなれません。

嬉しい ページ11

Aside


知念君ずるいよ…


侑李「Aさん！僕がAさんの彼女じゃダメですか？」


なんて言うの。


でも、悲しませるからごめんね。


そう思って


「ごめんなさい。知念君と関わると知念君を悲しませるから…ごめんなさい。」


そう言っても、知念君は諦めずに


侑李「それでもいいからダメですか？」


付き合いたけど…


悲しませるよ？


それでもいいの？


知念君…


「悲しませるよ？泣かせると思うよ？普通に出来ないんだよ？それでもいいの？」
侑李「もちろん！」


幸せになっていいよね？


「知念君…私の彼女になってくれませんか？」


恥ずかしい。


侑李「もちろん！これから知念って読んでほしいなぁ〜」

えっ？

いきなり無理だよ！

「わかった。…知念でいいの？」


侑李「うん！AさんじゃなくてAって読んでいい？」


「もちろんっ！ヤバっ！もう帰らないと行けない時間だよ！」

時間が過ぎるのが早い。

侑李「本当だヤバっ！僕今日大ちゃんと帰るから。じゃあ！」


「バイバイ。また、明日ね！」


ヤバい。


今日知念君の彼女に


なっちゃった。


幸せにすぎて


怖い。



あっ！


花香に報告しなきゃ！

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