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白黒の人里 ページ2

人里に着くと、鉛色の空と人々が見えた。人々はまるで石像のように白黒になっており、そして冷たくなっていた。
「これは異変ということで確定ね……」
霊夢が、助けられなかった悔しさと、異変の元凶への怒りが混じり、奥歯を強く噛んだ。
「こりゃ早めに元凶を倒さねぇと、色々不便になるな……」
「とにかく、早く元凶を探しに行くわよ、魔理沙!」
「ああ、そうだ――」
「お待ちください、二人とも」
魔理沙が言い切ろうとしたとき、サイファが真剣な眼差しで二人を見つめ、口を開いた。
「空の色がなくなっているのなら、ろくに空は飛べないはずです、試しに二人とも飛んでみてください」
そして、言われた通りに飛ぼうとしたが、サイファの言った通り、ただジャンプをするだけで、空は飛べない。
「……確かに、飛べないみたいね……!」
「私の箒でも無理みたいだな……」
衝撃のあまり、その言葉しか浮かばなかった。
「今回のこの異変、その色が失われると、その力が失われると思われます。動植物であればこのように活動を失っているはずです」
衝撃の連続。それに思わず魔理沙が口を挟む。
「それは大変じゃないか!」
そしてふと疑問に思ったことを話す。
「……で、何でそんなに知っているんだ?」
すると、サイファはうつむき、言葉を失う。
「……そこはおきになさらず。とりあえず、紅魔館へ行きましょうか。そこなら徒歩で行ける距離です」
理由までは話さなかったが、それより重要なのは異変の解決だ。霊夢たちは紅魔館へ向かった。

道中での出会い→←動き出した異変の歯車



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設定タグ:暗薄野作品リンク , 二次創作 , 東方二次創作   
作品ジャンル:ファンタジー
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▽Ausuno*(プロフ) - ルーミミさん» 39! (2019年9月16日 12時) (レス) id: a9ebe6ea65 (このIDを非表示/違反報告)
ルーミミ - 1000hitおめでとう。 (2019年9月15日 12時) (レス) id: daa6ef5d22 (このIDを非表示/違反報告)
咲希 - ここで会えてうれしい=> http://v.ht/chat-jp (2019年9月12日 0時) (レス) id: a28b0e814d (このIDを非表示/違反報告)
▽Ausuno*(プロフ) - りめいこさん» ありがとうございます! 励みになります! (2019年4月26日 16時) (レス) id: f5af6692ce (このIDを非表示/違反報告)
りめいこ - とても面白いです!!続き楽しみにしてますね、頑張ってください!! (2019年4月26日 16時) (レス) id: 79a39466c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:▽Ausuno* | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Ausuno04101/  
作成日時:2019年3月12日 18時

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