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小｜中｜大｜ | CSS 「ふぁ……」


眠そうに欠伸をする白髪の少年を振り返り、女は諭すように言う。


「寝ていていいんだよ？ もう深夜の三時だ」
「んん……でも、マスターは寝ないんでしょう？」


少年は目を擦りつつ、「マスターが寝ないなら僕も……」と呟く。女は溜息を吐いてパソコンの前から立ち上がると、少年の傍に座り膝にその頭を乗せると、それを撫で始める。


やがてうとうととし始めた少年の頭をそっと膝からどかし、じと、と二人の人物を睨みつけた。


「狸寝入りするんじゃない、君たち口元が笑ってるんだよ」


どちらも眼鏡をかけている子供と青年はその言葉に反応し、起き上がり顔を見合わせると、同時にくつりと笑った。



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初弦です、こんばんは(只今夕方です)。上記の文は前回工藤家で行われた飲み会の後日談と捉えていただければ。

前回のIFルートは「もしも」の話なので、ああいう終わりにするつもりはありません。何となく終わりは頭の中で描いていますが、まだまだ普通にこのシリーズは続きます。続かなきゃ困ります。


にわかファン、見切り発車、不定期更新、ぐだぐだ文の四拍子。それでも良ければ閲覧お願いします。


読んでいただければ幸いです。執筆状態：続編あり(完結)