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「ねぇ、さっきの優斗くん、さ」
用意した紅茶を部屋に持っていけば、慣れたようにベッドに背を預けて床に座っていた作ちゃんがポツリと呟いた。
「…うん？近所のお兄ちゃん、みたいな？昔から、遊んでくれてたの。優斗くんと涼くんと瑞稀くんが…って、作ちゃん知ってるか」
「あぁ、うん。それは知ってるけど」
「うん？」
珍しく歯切れが悪い作ちゃんに首を傾げるけれど、その後すぐにニコッと笑った作ちゃんが続ける。
「…やっぱ何でもない。紅茶ありがと、どれから食べる？半分こするでしょ？」
「うん！ナイフ、持ってきた！」
「貸して、俺やる」
スルリと私の手からナイフを取った作ちゃんが綺麗に二等分にする。
「苺、あげるよ」
「ん、ありがとう」
クリームのついた苺を私の口元へ持ってきたから、そのままパクリと食べる。
思った以上に大きかった苺を口に入れば、作ちゃんはクスリと笑って私の口元を指でグイ、と拭った。
「…？」
「付いてたよ、クリーム」
そう言ってペロリと指についたクリームを舐めとった作ちゃんはシフォンケーキに手をつけた。
なに、今の。
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ顔があつい。
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なほ(プロフ) - すいませんありがとうございます！！うれしいです！！ (2018年10月7日 17時) (
レス) id: 20d52247fa (このIDを非表示/違反報告)
眠り姫(プロフ) - なほさん» お気になさらず！ぜひぜひ仲良くしてください〜〜〜！ (2018年10月6日 13時) (レス) id: af6cf59665 (このIDを非表示/違反報告)
眠り姫(プロフ) - ゆ〜！さん» ありがとうございます〜！きっと可愛いカップルの爆発ですね！！機会を見つけて是非〜！ (2018年10月6日 13時) (レス) id: af6cf59665 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ〜！(プロフ) - 更新お疲れ様でした！このお話の作ちゃんの雰囲気がとても好きで私の中でナンバーワンですo(^_^)o作ちゃんとヒロインのその後のお話も是非見たいです！ (2018年10月1日 23時) (レス) id: 4f7370bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
なほ(プロフ) - ごめんなさいほんと、、、でもめちゃくちゃ仲良くなりたいんです( .. ) (2018年10月1日 19時) (レス) id: 20d52247fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠り姫 | 作成日時：2018年8月21日 11時
