【三十八話】「やばい(性格的な意味で)」茨木鬼国 ページ39
「うふふふふ,因みに宛先は俺宛だから安心しなさい!!」
「安心できねェわ!!死ねえ!!序でに血を寄越せええええ!!!!!!!」
久しぶりだな。
茨木鬼国だ。
正直先輩から色々やられて、叫んで喉が痛い。
多分、知ってる奴はわかるだろう。
俺は今、生徒会長サンから血塗恋文を見せられているんだ。
……血塗恋文には嫌な思い出しかないから、
俺は血塗恋文を見るのを嫌っている。
「んふ、そんなに叫ぶとは思わなかったよ!」
「はあ?!あったりめぇだろ!こんなん見せられたらぜってぇ誰でも怒るわ!!!」
……生徒会長サンからそう笑って言われて、俺は怒って返事をする。
先輩と後輩の立ち位置がわからなくなって来たところで、
急に生徒会長サンが「あっ」と言い、思い出したように、こう言った。
「…そういえば、君の異能力ってどんなのだっけ?」
怪しげに微笑み、生徒会長サンが俺に向かってそう言った。
…何かを考えてるのか、そう思ったが
異能力だけを教えても意味がなさそうなので、言うことにした。
「はぁ?!……刀で、」
「刀で?!」
「何でも…」
「何でも?!」
「斬る」
「斬る?!」
「……なんなんだよ、生徒会長サン」
目を光らせて生徒会長サンが俺の言葉を繰り返す。犬みたいに喜んでるが、全ッ然喜んでる意味がわかんねぇ。
「…あ、その異能力でさ!」
「…なんだよ?」
「今度、俺を斬ってみてほしいんだ!」
「ふーん、そんな事なら……はァ?」
まだ目を光らせたまま変な事を言い出す生徒会長サン。
へぇ、異能力で斬る……斬る?!
生徒会長サンは、確か自…自…なんだっけ…自分で死のうとするのが好きなんだっけ?
いや、やっても良いけど…やったら俺が色々言われるじゃねェか…。
と、そう思ってると
「安心しなよ!俺がバレない人の殺り方マニュアル作るから!」
「作んな!あと安心できねェよ!」
……なんか、俺よりやばい気がしてきたぞ。
______________
キャラががが……性格が掴めてないですねすみません…!
津島健生君を使わせていただいております!
多分深夜テンションで書いたから後で文を書き直すかもしれません(会話と内容はそのまま)
【第三十九話】「此の鈍感野郎が!!」津島健生→←【第三十七話】「よろしくです!」海塚 姫華
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くっきー(プロフ) - 音楽家と聞いて来ましたぁ!(音楽家大好きなのです) (2018年11月29日 17時) (レス) id: 1ae5ed5092 (このIDを非表示/違反報告)
成代遒 - 詠璃−エイル−さん» すみません!今作りますね…! (2017年12月6日 22時) (レス) id: eb873f1f0d (このIDを非表示/違反報告)
詠璃−エイル−(プロフ) - あっお話がいっぱいで書けませんでした…!! (2017年12月6日 19時) (レス) id: 6ecde06555 (このIDを非表示/違反報告)
詠璃−エイル−(プロフ) - 更新します! (2017年12月6日 19時) (レス) id: 6ecde06555 (このIDを非表示/違反報告)
雪少女 - 終わりましたー (2017年12月6日 19時) (レス) id: 8cbbc17253 (このIDを非表示/違反報告)
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