【第三十一話】「授業?」月宮 光 ページ32
ぽけー、と、席に座り窓を眺めていた。
彼女の名は月宮 光。
光も、例に倣って前世のある、能力持ちの生徒である。
__ガラッ。
ドアの開いた音がした。
目をやると、そこにはひかりと由蘭の姿があった。
__ああ、4限はたしか公民だったか。
「ただいま! 我が愛しの教室!」
ひかりが大きな声で言えば、教室の視線は一気に彼女へと注目した。
「おかえり、ひかちゃん」
光がそう言うと、ひかりは彼女に向けてか口を開いた。
のだが。
「おら〜座れ座れ、授業するぞ〜! 初日からあるんだからな授業は!」
由蘭がヅカヅカと教室内に踏み入り、全体に響き渡るくらいの声で言った。
すると、教室内は僅かだが静かになり、生徒はぞろぞろと座り始めた。
「ゆらちゃん、初日から授業とかやだからみんなでお話しよ?」
「アホか光!! お前そんなんじゃ今のままでも危ない成績さらに落ちるからな?! あとゆらちゃんって呼ぶんじゃねぇ!!」
「えー」
由蘭の言う通りである。
確かに光は成績が悪い。下手したら留年しそうなくらいには悪い。
「お前そんなお話したいなら、私がありがた〜い公民のお話してやろうか? あ?」
「も〜、冗談だってゆらせんせー」
ケラケラと光が笑えば、それに釣られて他の生徒も笑い出した。
「でも光ちゃんの成績やばいのはたしかだよな!! 留年したら勉強教えてあげようか!!」
健生の言葉で、教室内は更に笑いに包まれた。
__________
文才ないですね笑
次はもっと他の子たちも出して行きたいと思ってます!!
関係結びたいので是非コメントお願いします笑
お借りさせていただいた子達
丘島 ひかり ちゃん
懸帯 由蘭 先生
津島 健生 くん
【三十二話】「賑やか」永月伽茄瑚→←【第三十話】「花が咲く」丘島ひかり
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くっきー(プロフ) - 音楽家と聞いて来ましたぁ!(音楽家大好きなのです) (2018年11月29日 17時) (レス) id: 1ae5ed5092 (このIDを非表示/違反報告)
成代遒 - 詠璃−エイル−さん» すみません!今作りますね…! (2017年12月6日 22時) (レス) id: eb873f1f0d (このIDを非表示/違反報告)
詠璃−エイル−(プロフ) - あっお話がいっぱいで書けませんでした…!! (2017年12月6日 19時) (レス) id: 6ecde06555 (このIDを非表示/違反報告)
詠璃−エイル−(プロフ) - 更新します! (2017年12月6日 19時) (レス) id: 6ecde06555 (このIDを非表示/違反報告)
雪少女 - 終わりましたー (2017年12月6日 19時) (レス) id: 8cbbc17253 (このIDを非表示/違反報告)
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