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「…呼んだ？Aさん」
私がソファで鼻歌を歌いながら凪砂さんのぬいぐるみを堪能していると、後ろから心地のいい低音ボイスが耳に入ってきた。後ろに振り返ると、凪砂さんがソファの背もたれに肘を付いて、大変麗しゅうお顔がこちらを見ていた。突然の事に私は「ﾋｴｯ…」っと変な声が出てしまったが、凪砂さんには聞こえていなかったらしい。
「これはこれは閣下！本日もお疲れ様であります！」
「…うん、ありがとう茨。ところでこれは何？私だよね？」
「前に言っていたぬいぐるみの試作品が出来たので、本日引き取ってきたのであります！」
「…そうだったんだね、ありがとう茨」
凪砂さんが私が持っていたぬいぐるみを指さし、茨くんに首を傾げながら問う。今日も可愛いですね首傾げるの反則ですね。茨くんも、「アイアイ！自分には勿体ないお言葉であります！」と言い、綺麗な敬礼をする。今日も綺麗な敬礼だね、関心関心。
「…それにしても、よく出来ているね。これならファンの子達も喜んでくれるかな？」
「大丈夫だと思います！現に、篠崎さんも大変気に入っているようなので！」
「ちょ、余計な事言うな！」
おい茨くん、何故君は毎回毎回余計な事を言うんだい？確かに凄く可愛いし癒しだし、既に私は手放したくないくらい気に入ってるんだけども！そうだけども！
「…Aさん、気に入ったの？」
「もちろんです！もうめっっっっちゃ可愛いじゃないですか！凪砂さんも触ってみてください！」
凪砂さんに、持っていたぬいぐるみを差し出した。凪砂さんは、恐る恐るぬいぐるみに触れる。すると、ぱぁっと顔が明るくなった。何それ可愛すぎませんかありがとうございます。
「…うん、手触りがいいね。それにもちもちしてて気持ちいい。サイズ感も丁度良くて、これならファンの子達が色々な場所に連れて行ってくれるね」
「流石閣下！その通りであります！」
流石です凪砂さん…ファンの子達の気持ちをよくわかってらっしゃる…。そして、凪砂さんが凪砂さんのぬいぐるみを持って嬉しそうな顔してる…。何それここは天国ですか。
実際私も、この子達を様々な場所に連れて行きたいと思っていた。凪砂さんが言っていた通り、サイズ感が丁度良いのだ。これなら鞄に入れてもそこまでスペースを取らないし、なにより可愛い。
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蒼月°(プロフ) - エルさん» ありがとうございます！更新物凄く遅いですが、頑張ります！！！ (2021年7月2日 0時) (
レス) id: 100244ef32 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - すごく面白かったです！続き楽しみにしてます (2021年6月29日 2時) (レス) id: 519c259dd3 (このIDを非表示/違反報告)
蒼月°(プロフ) - 水斗さん» はじめまして！嬉しいお言葉ありがとうございます！仕事の関係もありまして、本当にたまにしか更新出来ませんが頑張らせていただきます！ (2021年5月2日 1時) (レス) id: 5479b67d21 (このIDを非表示/違反報告)
水斗 - このお話とっても好きです！これからも続けて下さい！応援してます！ (2021年4月30日 18時) (レス) id: 276e527073 (このIDを非表示/違反報告)
蒼月°(プロフ) - kazu-mochiさん» ひえっ…こちらこそ更新遅くなってしまい申し訳ないです…ああああ嬉しいお言葉ありがとうございます…是非是非！！！！もう色々とありがとうございます… (2021年4月24日 23時) (レス) id: 5479b67d21 (このIDを非表示/違反報告)
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