能力 22 ページ22
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全校集会が終わったあと、私たちDランク一同は急いで旧闘技場に戻り作戦会議と言う名の説得大会が始まった
｢Aさん、殺人魔物だよ！？ちゃんと会長と話して外してもらった方が良いよ！ね？！｣
慌てながらそう何度も注意してくれる茂庭さん。
ちなみにこれで26回目だ。
しかし、その度に私は笑顔でこう返す
｢大丈夫ですよ。何とかなりますって！｣
Aの笑顔を見て黒尾と茂庭はまた溜息を着いた
そこで彼女はひとつ気になることを聞いた
｢そういえば、なんで影山は止めないんですか？｣
｢えっ……それは……｣
私の質問を聞いて茂庭さんが言葉を詰まらせる
会議室の外では影山と日向が口喧嘩をしながらトレーニング(じゃれ合い)をしている。
もっと詳しく言うと、影山の出した水の攻撃を日向が全力で避けまくってる。あれ楽しいのか？
影山の能力は『水を操る』
日向は『身体強化スピード特化タイプ』
どちらも能力は申し分ないが、どうも学力やその他が原因でDランクに落ちたらしい。
でも影山もまだG1、初めての依頼なのは私と変わりないだろう。
｢あいつは中学の時から名前が出るほど剣術の腕は確かだからな｣
｢えっ、そうなんですか？｣
黒尾さんはそう言いきった
我々の必須科目としてある剣術。魔物退治では基本、剣と能力を掛け合わせて倒すことが多い。
この世界で言う剣術は、現代に例えるなら体育で走るのと同じくらい身近なのだ。
彼らが心配するまでもなく、そこまで言うのだ。
相当な実力者なんだろう。
｢そういや、お前の
｢私のですか？｣
｢おう｣
すると黒尾さんがそんなことを言い出したので、私は仕方なく鞄と一緒に置いていた
｢………お前、これ｣
｢あ、やっぱり剣じゃなかったね。｣
そう、私が剣術で使うのは
黒尾さんは驚きの声を上げるも、茂庭さんはやっぱりと意外と驚いていなかった。
｢私のおばあちゃんの物なんです。なんでも極東の島国の武器で、日本刀と言うらしくて……剣より打撃も弱いし脆いですが切れ味は抜群ですよ！｣
そう説明をしていると、黒尾さんが鞘から刀を抜く
美しい刀身がギラギラと光を反射する姿は圧巻である。
おばあちゃん曰く有名な刀工が作ったと言っていたが、それも私が三歳の頃聞いた話……正直覚えていない。
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0xx38t550360m7h(プロフ) - 甘納豆さんの作品大好きです!これからも頑張ってください! (2020年3月9日 12時) (
レス) id: 70db7652be (このIDを非表示/違反報告)
コアラランド(プロフ) - い､一体夢主ちゃんの後つけてたのは誰なんだ(;･∀･) (2020年1月10日 22時) (レス) id: 5b9d17e3ea (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ(プロフ) - 26ってもしかしてにr((面白いです！！パロ系の話大好きなので頑張ってください！！ (2019年12月22日 10時) (レス) id: 86e8f7f917 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！無理しない程度で頑張ってください (2019年12月19日 23時) (レス) id: 398e0a716f (このIDを非表示/違反報告)
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