能力 20 ページ20
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｢これは酷い｣
｢まー、慣れだよ慣れ。｣
この様子はもう笑うしかない、と私が軽く呟くと黒尾さんも軽くそう言って退けた。でも、茂庭さんや日向とは反対に黒尾さんと影山は案外平気そうにケロッとした顔で立っている
｢影山は案外平気なんだね、こうゆうの｣
｢………確かに強いヤツはSに多いですけど、別にランクとか関係ないんで｣
｢なるほどね｣
彼のその言葉には自信と信念が込められていた。
ランクで分けられようが強い奴が強い……か。いいね、そうゆうの嫌いじゃない。でも、そうキッパリと言ってのけるあたり、彼は結構天然なのかもしれない
でもね、影山
｢一人の強さには限界があるぞ｣
｢………？ なんスか？｣
｢いや、なんでもない。ほら前向きな｣
聞き返す影山に私はそう言って話を終わらせた。
影山は初めて話した時もどこか一人が良いような雰囲気だった。現にさっきも " 強い奴 " と一人称だった
まぁ、それがどうかって詳しくは聞かないけど、もし彼自身が仲間を求めていないのなら………
彼が今以上強くなることは無いだろうね。
その時、ホールにアナウンスが流れた
『生徒の皆様は姿勢を正して下さい。
只今より全校集会を始めます。姿勢、礼。』
そう挨拶から始まり、会はどんどん進んでいき生徒会長の話が始まった
｢皆さん、おはようございます。
本日はあるご報告があります。
ここから西に進み二つ山を超えた先にある街でこの1週間、魔物による殺人被害が何件も起こっています。
とても悲しい事件であり、心が痛みます。
なので私たち龍堂学院はその魔物の討伐依頼を引き受けることに致しました。｣
会長がそう言いきった途端、ワァー！！と歓喜の声でホールが騒がしくなる
いや、皆さん話聞いてた？人が亡くなってるんだぞ？
それに、殺人魔物の討伐依頼なんて学生が引き受けるものじゃない。
｢そして、その魔物退治に我が校の代表として7名の方に明後日から出向いて貰います。
では、今から選ばれた7名を発表します。時間も押していますので口頭で失礼。｣
そう言って白裏はポケットから一枚の紙を取り出し、それを読み上げた
｢G3S瀬見英太、G3A花巻貴大、G2S青根高伸、G2A二口堅治、G1S国見英、、、
………G1D影山飛雄、G2DAA｣
その選ばれたメンバーに、
ホール内にどよめきが走った。
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0xx38t550360m7h(プロフ) - 甘納豆さんの作品大好きです!これからも頑張ってください! (2020年3月9日 12時) (
レス) id: 70db7652be (このIDを非表示/違反報告)
コアラランド(プロフ) - い､一体夢主ちゃんの後つけてたのは誰なんだ(;･∀･) (2020年1月10日 22時) (レス) id: 5b9d17e3ea (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ(プロフ) - 26ってもしかしてにr((面白いです！！パロ系の話大好きなので頑張ってください！！ (2019年12月22日 10時) (レス) id: 86e8f7f917 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！無理しない程度で頑張ってください (2019年12月19日 23時) (レス) id: 398e0a716f (このIDを非表示/違反報告)
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