夏の思い出 ページ3
次の日、私は北川第一中学近くのバス停にやって来ていた
及川さんと影山君の家がこの辺らしく、それに合わせてバス停に集合となった。まぁ、家からもそこまで遠くなかったし
こうゆうのは5分前集合が基本だ。
私は集合の8時30分より10分程前にバス停に着く予定で家を出た
そして歩いて20分ほど、バス停が見えるとそこには影山君が居た
「あ、影山君」
「おう」
素っ気なく返す影山君を見て思う
待て、影山君ってこんなにイケメンだったか?
黒のジーンズに黒の英文字が入った白のTシャツにボディバック、凄くシンプルなのだがそれが素晴らしく似合うのだ。
顔とスタイルで全てカバーしてる、、シンプルイズベストとはまさにこの事だと思った。
制服と練習着と体操服くらいしか見たこと無かったから結構な衝撃
そう思っていると影山君がこんな質問をしてくる
「そう言えば、なんでAが居るんだ?……てかどこに行くか分かるか?」
「……え?」
その質問を受けて思う
及川さん影山君になんも話してないのか!?
いや、まぁ、どこに行くかは言わないのはまだ分かる。でも私の存在くらい言って欲しかったな!?
「あっと、、私も二人と一緒に行くんだ〜、、どこに行くのかは………私もわかんないな」
少しぎこちない笑顔になったが仕方ない
その時、遠くから "おーい、二人とも〜" と声がした
「二人とも早くない?まだ五分前だけど」
そう腕時計を見ながら話す及川さんは私服でいつもより数倍イケメンだった
黒スキニーに紺のラインが入った白のボーダーTシャツ、それに薄水色のサマーカーディガンを合わせてきた
なんとも爽やか……!
待って、私今日この二人と歩くの?え、無理。
そう思いながら頭を抱える
「ん?どうしたのAちゃん」
「いえ、、なんでもないです……」
及川さんが心配してくれるが、その理由があなた達だと言えるわけ無かった
.
「はぁ、、着いたね〜」
及川さんがそう言いながら私達もバスを降りる
バスに揺られる事約40分
街から離れた山々が生い茂る様な場所にやってきた
どこだここ。
私と影山君の頭の上にハテナマークが浮かぶ
しかし、及川さんは私達にお構い無しに
「さ、行こう!」
「「は、ハイ……」」
私達は何がなんだが分からないまま及川さんに着いて行った
.
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甘納豆(プロフ) - えるるるるさん» コメありがとうございます🙇♀️パロ大好きなんですがなかなか作品もなく頑張って書いているのでそう言って貰えると本当に嬉しいです😭最近は執筆のモチベが下がっていたのですが、えるるるる様のコメを見て頑張ろうと思えました…🥲 (2022年5月13日 19時) (レス) id: f85dcebcdc (このIDを非表示/違反報告)
えるるるる(プロフ) - やっぱりハイキューパロといえば甘納豆さんだなぁ…小説書いてる人で1番すきです… (2022年5月13日 18時) (レス) @page18 id: 80c508f955 (このIDを非表示/違反報告)
☆こらしょ☆ - うぅ〜ッ、どうしましょう…!もう当分、1人で夜遅く活動出来ません|д゚)チビってしまいます…(;_;)(怖いの苦手なんですけど、ほんわか系もあって読みやすかったです…!) (2020年9月25日 1時) (レス) id: 3ff78f13dc (このIDを非表示/違反報告)
甘納豆(プロフ) - 蝉の佃煮さん» コメありがとうございます!寝る前にちょっとのつもりが最後まで!ありがとうございます(泣)私もホラー大好きなのでこれからも色々掛けたらいいなと思っています。 (2020年5月20日 21時) (レス) id: 56a49e38cc (このIDを非表示/違反報告)
蝉の佃煮 - HQのホラー小説は初めて読んだのですが物凄くゾクッと来ました! 寝る前に「ちょっとだけ・・・」という感じ読んでみたら一気に最終話まで読み終わってしまいました コメを書くのは初めてで何言ってんだこいつみたいに思ってもスルーしてください・・・ (2020年5月20日 21時) (レス) id: fc5c93fef2 (このIDを非表示/違反報告)
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