ズル賢い 112 ページ15
及川side
侑｢ｯ、当たり前や、相手したる｣
侑君はそう言って焦りながらも笑った
すると、黒尾が俺の腕を引いた
及川｢ｯ、え？｣
黒尾｢お前だけでも先に進め、……さっき月島から連絡があった。Aもさらわれたらしい｣
及川｢……！？それって…｣
黒尾｢あぁ、とりあえず途中まで行くぞ｣
及川｢…分かった…｣
仲間を置いていくのは少し気が引けた
それでも前に進むしかなかった
俺と黒尾はアオバとキツネがやり合ってる中を通り抜け、先に向かった
途中、カラス達が殴りあってるのが見えた
しかし、少し押され気味だ
及川｢……澤村くんが……倒れてる？｣
それを見て納得した
でも、このままでは負けてしまう
どうしようかと考えた時、隣を走っていた黒尾がこう言った
黒尾｢……俺がカラスの増援に入る。……だからお前は先に進め｣
及川｢……ｯ、分かった｣
仕方の無いこと、それでも少し苦しかった
俺はワクタニの奴らをボコしつつ上に向かった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上に向かうと、シラトリとイタチがぶつかっていた
天童｢あっれー？？オイカワ君じゃーん！どーしたの！｣
天童が雑魚の顔を殴りながらこちらに気づく
俺は嫌味も少し混ぜてこう答えた
及川｢ウシワカちゃん達だけじゃ頼りないから来てあげたよ〜？｣
そう言いながら目の前のやつの鳩尾に蹴りを入れる
白布｢そんなの要りませんよ……と言いたいですが、……少し助かりました｣
まさか白布君がお礼を言うと思ってなくて、驚いた
及川｢あれ、白布君がお礼とか…明日雪降るかもね？｣
白布｢…チｯ……あんた、覚えとけよ…｣
イラつきながらも手は停めない
やはりシラトリの教室入りなだけあって、体使いは上手い
すると、
牛島｢及川ｯ、お前は俺と一緒に来いｯ｣
ウシワカちゃんは俺に気づいたらしく、彼はそう叫んで階段の方に向かう
及川｢っ、はぁ？｣
くっそ、お前に命令されるとか死んでも嫌だけど…
及川｢分かったよｯ！｣
そう答えて階段に走った
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 411人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
光陰矢のごとし(プロフ) - めっちゃ面白かったです！感動の嵐でした笑（意味不）もっとこの作品を早く知っていれば…川西endを絶対リクエストしていたのに…！！もうホントに後悔しかないです…（泣） (2023年4月4日 11時) (
レス) id: 04bb5063ad (このIDを非表示/違反報告)
えるるるる(プロフ) - 本当に貴方様の小説が大好きです。どれもパロで細かく作るのはとても難しいのに。キャラの配置や主人公の性格など、本当に凄いです。大好きです。もっと伸びてもおかしくない。 (2022年4月15日 0時) (レス) id: 80c508f955 (このIDを非表示/違反報告)
梦雨 - まじで面白かったです…！物語の作り込みや伏線がすごくて、一気に全部読んでしまいました！笑 ほんとに感動しました、素敵な作品をありがとうございます！！！そしてお疲れ様でした！ (2021年8月26日 18時) (レス) id: 508416840e (このIDを非表示/違反報告)
元気に生きていたい！ - 好きすぎてやばいです！語彙力がなくなりました。一気に見たんですけど面白すぎました！！！いい作品を作ってくださってありがとうございます(*´∇｀*) (2021年8月26日 18時) (レス) id: 0301fd6d5d (このIDを非表示/違反報告)
甘納豆(プロフ) - ☆こらしょ☆さん» コメントありがとうございます！夢主の戦い方について一応設定はあるのですが、書く機会がなくて……（汗）また時間があれば書こうと思います。お褒めいただき嬉しいです…！私が在り来りな話があまり好きじゃないので、頑張りました（笑） (2021年4月26日 9時) (レス) id: f85dcebcdc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
