検索窓
今日:10 hit、昨日:2 hit、合計:150,254 hit

夏の思い出 ページ1

.






それは暑い暑い日の事。
記録的猛暑が続き、汗が止まらない日が続く




私は廊下を歩いていた






____ミーンミンミンミン____






やけに煩い蝉の声。






「何だ?この本……」




放課後、図書室から教室に帰ってきた私は教卓に本が置かれていることに気づいた



「……怖い本……?」




出版社は愚か、著者名すら書かれていない
私は不思議に思いながら首筋に垂れる汗を拭った



中をパラパラとめくってみるとホラーの短編集のようだ


本が好きな私は"読んでみたいな〜"と思い、本を鞄にしまった




今日1日だけ借りよう。
そして、明日ちゃんと持ち主を探せばいい。

そう決めて私は教室を出た




門に向かう途中、体育館の前を通り過ぎる




吹奏楽部の楽器の音色とバレーボールが体育館の床に叩き付けられる音がやけに酷く耳に残った







彼女か通った門には大きな文字で " 烏野高校 " と書かれていた









.









「ただいまぁ」



外の暑さからか気の抜けた声が玄関に響いた


「あら、おかえり」


母は夜ご飯の準備をしながら答えた
私はと言うと、暑さに体力を持っていかれ疲れ切ってソファーにダイブした


「A〜、汗かいてるでしょ、制服脱いじゃいなさい」

「んー……はーい……」



ダルいなぁと思いつつカバンを持って自分の部屋へと向かう



部屋に入ると、通学カバンとリュックをベットの上に投げてエアコンのスイッチを押し、その後直ぐに制服と下着を脱ぎ捨てる


制服のスカートの下に履いていた体操服はそのままでTシャツを着てその上からパーカーを羽織った。

夏はクーラーガンガンなので何か羽織ってないと風邪をひいてしまう


脱いだ服を洗濯カゴに入れて、もう一度部屋に戻る




夕食までまだ少し時間がある。
私は少し勉強しようかと考えたものの、課題も特にないのでさっきの本を読もうとカバンからあの本を取り出した



私は椅子に座り本を開いた






.

第一話 見える→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (135 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
214人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , ホラー , 及川徹、菅原孝支、黒尾鉄朗   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 色の本シリーズの作品作ってる方初めて見ました!更新楽しみにしてます! (2020年4月2日 14時) (レス) id: ca10bf24cf (このIDを非表示/違反報告)
二次元好きな甘党 - 色の本シリーズこの間図書室で見つけて読みました!面白かったです! (2019年11月17日 17時) (レス) id: ea092a75bc (このIDを非表示/違反報告)
青兎 - ホラーがものすごく怖いのに続きが気になって見てしまう〜!! (2019年8月22日 14時) (レス) id: d50d29b004 (このIDを非表示/違反報告)
なーな@きゅうり(プロフ) - やばいめっちゃ怖い(私もホラーダメだけど見たw) (2019年8月21日 13時) (レス) id: 3e3ede44b2 (このIDを非表示/違反報告)
みぃむぅ(プロフ) - あぁ怖ァあ!!(ホラーダメなのに見る) (2019年8月17日 23時) (レス) id: 292ec018f1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:甘納豆 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年8月1日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。