貴方と私の実験結果 (ページ3)

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そらるさんと狸寝入り（短い）（By優來）ページ3

夢主side

まずい……。バイトだったと言えど時間が
遅れている。うちの門限は23:00なのだが
現在時刻深夜の1:00

『帰ったら説教コースかなぁ〜…』

そんなことを思いながら帰路へとつく

そらるside

あまりにも遅い彼女の帰りを不安ながらに
待っている時にイタズラしたいと浮かんだ

「狸寝入り……してみるか」

よく寝ている俺にならば可能だろうと考え
待つことに

ガチャ

お？帰ってきたかな……なんて思いつつも
寝たフリをしていると疲れたような声で
ごめんっ！！と言う声が聞こえると反応しそうに
なるのを抑えてはAの寝てる……という声に
思わず反応してしまい無意識に手を引っ張る

『わっ……！』

「帰り遅くなる時LINEするように言ったんだけど」

『ご、ごめんなさいっ、休憩取れなくて』

「知ってる。お疲れ様」

抱きしめてやれば嬉しそうな顔をするAを
見れば自然と俺も笑みが零れた

きっと俺の彼女の笑みは世界一可愛い