監督生とモブ. 【ツイステ】part2

ろくじゅうにわ ページ15

Aside



ピタリ、ジェイド・リーチは足を止めた。



ｼﾞｪｲﾄﾞ「ここがVIPルームです」


そしてくるりを後ろを向き、私に部屋へ入るように促す。


『………』


私は今すぐにでもフードをとってユニーク魔法(虚無の世界(ザン・メドゥーサ・ワールド))を使おうか悩んでいるぐらいここから立ち去りたかった。



いやはやしかし、なぜ、この男は私に気にかけるのだろう。
私よりもあの子(ユウ)のほうがよっぽど可愛くてお気に入りだろうに。


…否、仮に本当に彼が私のことを気になっているのであれば、フロイド・リーチとアズール・アーシェングロットははどうなるのか。



『…』


…考えたところで私にはわからなかった。



ｼﾞｪｲﾄﾞ「そこで立ち止まってないで早く入ってください。僕は閉店作業をやってきますのでそれまではくつろいで頂いて結構ですよ」


『…はい』


まあ、どのみち今の私のこの状況で私に拒否権などはない。

だとしたら今はもう彼に従うほかないだろう。


かなり不服ではあるが私には抵抗する術(すべ)がない。


『…はあ』


何度目のため息かわからないため息をついて 私は彼の言うことに従い、VIPルームの中へと入った。



そして私がしっかり中に入ったことを確認した後、ジェイド・リーチは"それでは"と微笑み、一礼してVIPルームから去っていってしまった。





『……逃げたいなあ』



…ウツボに追いかけられるのは勘弁だから逃げないで待ってるけど。







私は再び誰もいない部屋でため息をついた。





そのため息は誰に拾われることもなく消えていった_____。







『…』




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最近、アルバイトと学校の課題の日々で中々更新できずにいて申し訳ないです…(；；)

コメントなどもたくさん頂いていたり、ユーザーランキングなどにもランクインしていて本当に嬉しい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです…

本当にありがとうございます…！！


これからも時間の合間を見つけては少しずつでも更新しようと思いますのでよろしくお願いいたします…(；；)


(コメントはゆっくり返していきたいと思います…！)

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