恋され男と恋 ページ38
ガラッ
あ…
裕太くんだ。
裕太くんは私を見つけるとニコッて
笑いかけてくれた。
裕「おはよ〜、早いねAちゃん」
やっぱふわふわしてるなぁ〜。
落ち着く、とゆーか…
安心できる?
A「おはようっ!裕太くんも早いよ?」
この時間だけ…
この友だちといる時間だけでいいから、
イジメを忘れさせてくれないかな?
サッとボロボロの教科書を隠す。
でも鋭い裕太くんは…
裕「あっ!なんか隠したなぁ〜?」
近寄って隠したらへんをみてくる。
A「えっ⁉ゆ、裕太くん履き替えてない!
履き替えてきなよっ!」
とっさに話をそらし、バックの中に教科書
を突っ込む。
それをみてイジメっ子ファイブは満足
したのか、内股小走りで裕太くんの方へ
走って行く。
星「おぉ〜はよっ!私も早起きしたんだぁ。
タイミングぴったり♡」
裕「…そ」
明「ねぇ、神風さんが呼んでるんだしぃ〜
私たちも裕太くんって呼んでいい?」
イジメっ子ファイブは、裕太くんと友だちに
なりたいんだ…
てゆーか態度変わりすぎて怖い…!
演劇部とか…
って、イジメられてんのに悠々と部活
紹介できる自分が凄いと思う。
裕「…玉森でいいし」
え?
私…裕太くんって呼んじゃってるけど?
もしかして迷惑⁉
花「えっ?だ、だって神風さん…」
イジメっ子ファイブが一斉に私を見る。
目が怖いな…
裕「…Aちゃんは君たちと違う」
映「…なにそれ」
ギリギリ私だけが聞こえるくらいの声で
映(多分)ちゃんが言う。
裕太くん、ありがとう。
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苺パンダ - マシャさん» うわぁ!初コメント、ありがとうございます!かんどーでした。これからも頑張ります!応援してください! (2018年11月13日 18時) (レス) id: 5f6ad2609f (このIDを非表示/違反報告)
マシャ - 楽しみすぎるっ! (2018年11月11日 1時) (レス) id: 70fbb02ecb (このIDを非表示/違反報告)
マシャ - 面白い!続き見させてください! でも焦らさないでっ〜下さい! (2018年11月11日 1時) (レス) id: 70fbb02ecb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:苺パンダ | 作成日時:2018年10月27日 21時