その大好きは、結構です！

恋され男と恋 ページ37

花「うざいんだよ！」





映「そうよ、ヘラヘラしちゃって！」







明「お前なんかが仲良くしていい人じゃ
ないの、わかる？」






なんだ、悪口だ。






ボロボロな教科書と悪口だけなら

平気かな？






星「…なんか言えば？」






構って欲しいのかな？





何を言って欲しいの？








地雷踏むだけでしょ？






悪化するのも嫌だし。







星「ま、いいや。今日体育館裏に来いよ？
来なかったらどうなるかくらい…




わかるだろ？」







怖い…







どっちにしろ嫌がらせをされることは

間違いない。






…行くしかないな。







星「誰にも言うなよ？」







この星ちゃんがリーダーっぽい。






宏くんや裕太くんに言われると思ってるのかな








言えないよ…






心配かけるだけだもん。







コクッ








声が出なくて、頷くだけになってしまった。







やめて








その三言でやめてくれたらどんなにいい

だろう。







迷惑かけたくない。






せっかく友だちができたんだから！







ここで諦めるわけにはいかないよ！

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