その大好きは、結構です！

恋され男と恋 ページ36

二日目。





宏くんの朝ごはんを心配しながら、

朝の支度をする。






A「♩〜」






心配、と言いながら鼻歌歌ってしまう

私はいけないかな？






裕太くんや優ちゃん、香ちゃんに会うのが

楽しみで遠足の時のようにねれなかった。






支度もいつもよりはやくなっちゃう。





ガチャ…






A「行って来ます…」






タタタッ♩





あまり早くない早歩きで学校に向かう。






昨日のゲーム、楽しかったなぁ〜。






今度は違う所とか、優ちゃんや香ちゃんとも

行ければいいな。






あわよくば、ね！






よし、学校到着〜






A「おはようございます…」






誰かいるかな？






そっとのぞいてみる。





いない。






でも異変。






さっき先生が





「今年の一年は早起きが多いなぁ…」






って、言ってた。






つまり、私以外の一年が来てるってこと。




見かけなかったけどな。






とりあえず、席座ろう。









そう、浮かれてた私がバカだったんだ。





A「教科書…」







教科書がズタズタだった。






開いてみてばそこには悪口。






早くない？





二日目だよ？






まだ、知り合ってもない人の方が

圧倒的に多いのにもうイジメ？







優ちゃんや香ちゃんがこんなことするわけない。








裕太くんもそう。







宏くんだって、そんなこと絶対にしない！






？「ふふん！みっくんや玉森くんと仲良く
するからこんなことになるのよっ！」








…誰？







？「調子乗ってんじゃねえよ⁉」







女の子が使う言葉じゃないね。






？「なんか言えよ！」






慣れちゃったかな？





あんま、怖くない。







イジメられるのは嫌だ。






でも、ここでどうするべき？







A「…誰」







五人で私の前に立ちはだかる。






星「あかり」






明「メイ」






光「ひかり」








花「はな」







映「はい」







い、いじめっ子にしては丁寧にどうも…

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