夏休みは休むもんじゃない ページ5
ワッター先輩side
太「わぁ〜たるぅ〜!!」
渉「はいはい、そうだね〜」
ただ今机にへばりつきワーワー言う太輔を
なだめ中。
ま、何があったかと言いますと…
ー三十分前ー
太「渉ー、相談ー」
太輔の相談は珍しいわけでもない。
話盛っちゃえば毎日。
渉「なにー」
まぁ、最近はAの話がほとんどだけど。
太「Aのことなんだけど〜!」
やっぱりね?
渉「うん」
太「まじ、今回自信ないんだけど?」
オレだってこんな余裕がない太輔は初めて
見たよ。
いっつも余裕な顔してねー。
太輔に寄り付かない女なんていないから(笑)
ほんとに好きなんだなー、Aのこと。
太「年違うし、同じもの見ることできない」
…太輔が一年の時見たやつをAが見てる
んだけどね。
太「すぐ駆けつけられないし」
階が違うしね。
太「はぁ、北山のやろ〜。もっと早く会わせて
欲しかったよな」
だよね。
太「…どうしても、オレの中に落ちてきてくれないのかな、Aは」
…
北山はどうか知らないけど、玉森の方は確実に
Aのこと好きそうだしね。
それに気づかないのが太輔なんだよな。
見る限り、Aと太輔は両思いだから。
玉森もそれ、知っててあんな辛そうな顔してる
って感じじゃない?
はぁ、太輔もそうだけど玉森もかわいそう
だから早くくっついたほうがいいんじゃない?
太輔、こんな奥手だったんだな…
太「どうすれば、好きななってもらえんのかな?」
もうこれ以上はAがやばいんじゃない?
太「うぅ…ど、どぉしよぉ」
ダメだ、負のオーラが漂ってる!
太「…」
渉「…」
………
太「わぁ〜たr
ー三十分経過ー
と、ゆうことです。
ま、結論は早く太輔とAがくっつけって
はなしだから!
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作者名:苺パンダ | 作成日時:2019年1月3日 23時