黒猫とドラキュラ ページ25
こんな可愛い服…
A「やっ、やっぱり私には似合いませぇんっ!」
コスプレ写真館をやることに決まったのはいい
ものですが、なんと私が宣伝係になってしまっ
たのです。
宣伝係はコスプレをしなければならないのに…
その衣装の為に採寸をしてもらったけど、私が
着る予定の衣装を見てビックリした。
香「大丈夫!似合うって〜」
香ちゃんがせっかく私のために作ってくれた衣装
だけど、流石にこれは私より可愛い子か着るべき!
A「これはっ、世界一可愛い子にきせて
あげてよぉ〜!!」
私が着ても似合いましぇん!
裕「なんの話〜?」
香「あっ、ちゃんと玉森くんの衣装もあるよー?」
そういえば、影で宏くんと裕太くんも宣伝係にして
コスプレ姿を撮りたいって女の子がいたような?
裕「え、なにそれ?オレ衣装着んの!?」
香「もちろん。みっく〜ん!みっくんも来て〜」
宏「ん〜?なになに?」
裕太くんと宏くんはペンキ塗りを中断してこっち
に来た。
香「で、まずみっくんは……警察官っ!」
宏「え、オレも衣装着るの(笑)?」
じゃーん!と、香ちゃんが出す衣装は警察官だ。
確かに宏くんに似合いそう。
香「みっくんの衣装を警察にするって案出したの、
優だから」
あっ、優ちゃんが警察官の意見を出したんだ〜!
宏「へぇ〜、優が…。香、着ていい?」
香「もっちろん!」
宏「じゃ、着てくるわ(笑)」
香「う〜ん、じゃあ三人とも衣装着ちゃって、
同時に出てきなよ?その方が面白くない?」
えっ?
私まだ、着るって決心ついてないよ!
裕「ナイス西野!じゃ、オレのもちょーだい?」
香「うっ、うんっ!!出来た?って聞くから!」
A「わっ、私は…」
宏「ホラ、着替えんぞ?」
えええっ!?
私の拒否権はっ?
きょーひーけーんーはー!?
ー数分後
さすがだよ香ちゃん。
糸でくすぐったくないし、痛いとこもない。
サイズもぴったりだし。
衣装、かわいいし。
でも…
私このままじゃ出れないよう!!
香「出来た〜?」
ど、どうしよ!?
宏「バッチリ♩」
裕「オレもいいよ!」
あわわわ!
A「平気…です」
香「開けて〜?せぇ〜のっ!!」
シャーーーー!!
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作者名:苺パンダ | 作成日時:2019年1月3日 23時