黒猫とドラキュラ ページ23
メイドってなんぞや?
男女「メッ、メイド喫茶はんた〜いっ!!!」
えええっ!?
男の子はさっきまで反対だったのに?
どゆこと?
裕「うんっ、それがいいよ!!メイド喫茶やめー」
そのメイドってやつ、やめるんだ?
黒板に裕太くんが書いてくれた"メイド喫茶"って
文字の上に線を引こうとするも届かず。
もうっ、この黒板高いっ!
裕「オレがやるから、聞いといて?」
さっすが裕太くんです!
ラクラク届いてしまいましたぁ!
あっ、そうだ。
聞かなきゃ!
A「ほっ、ほかに案がある人ー」
手、上がらない。
そうだよね、そう簡単には思いつかないよ。
優「あっ、オバケ屋敷とかっ?」
男「おおぉっ、いーじゃん佐藤!ナイスアイデア」
オバケ、屋敷…
チラ、と裕太くんを見ると頷いて黒板にオバケ屋敷
と書いてくれる。
…そーゆー意味じゃなくて…
女「えええー?怖いじゃん!」
確かに、怖いよね。
そしたら、なぜかみんながこっちを向いた。
A「えっ?」
ビックリ、した。
どうしたの?
男「い、いやー。神風って、オバケどう?」
オバケどう…?
A「え…こわい、よ?」
正直に答える。
裕「……えい」
えっ?
A「えっ!?」
いきなり裕太くんがオバケ屋敷の上に線、引い
ちゃった…!?
どうしたのっ?
裕「オバケ屋敷はんた〜い」
女「私たちも!」
男「オレたちもっ!」
えええっ?
もう、一体どうゆうことなの?
A「優ちゃん、いいのっ?」
この案を出したのは優ちゃんだ。
それなのに、話もしないで勝手に決められちゃって
いいのっ?
優「うん、やっぱりオバケ屋敷ってありきたりだし
大丈夫だよっ!Aは優しいなぁ〜」
そう、なんだ。
優ちゃんがいいならいいんだけど…
裕「じゃ、どうする?」
それだ。
できることは限られてるしな…
うーむ…
みんながうーむと首をかしげる。
ダメだぁ!!!
私の狭い頭ではとーてー思いつかないっ!
宏「…そうだ」
宏くんっ?
優「思いついたの?」
裕「言ってくれぇ〜!」
今はアイディアが欲しいもんね。
宏「コスプレ写真館……とかどう?」
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作者名:苺パンダ | 作成日時:2019年1月3日 23時