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黒猫とドラキュラ ページ21

裕太くんside





よかった。






やっとAちゃんが苦しむ顔を見なくて済む。







とはいえ、川崎がAちゃんの手を握ってる
のは許せない!






友だちになったばっかじゃん!?








なんて手、握るんだよ?






Aちゃんの友達が増えて嬉しい反面、ちょっと
複雑なオレ。







だって、前にも言ったけど仲良くされたらオレが
困るし?








手、繋がれても困るし?







オレがヤキモチ焼くから!!







もうっ…







A「裕太くんっ!!」







クラスメイトに囲まれるなかを抜け出して、オレの所にくるAちゃん。







上目遣い…////







裕「な、なにぃ?」







照れながら答える。







A「ありがとう、裕太くんっ!!」








そうだった。







オレは







このまっしろな







Aちゃんの笑顔を







見たかったんだ。








裕「うん、オレも友だちだからねっ!?友だち
増えたからって忘れちゃダメだよっ!?」








ずっと、Aちゃんの特別でいたかったけど








Aちゃんが幸せなら、その友達の中の一人でも
いいかもしれない。







でも、








オレはずっと







Aちゃんの特別でいるつもりだから!!








「あのー、じっこういいん…」








おっと、一人忘れられていた先生。







みんなの目が先生に映った時見た。








いじめの元凶と思ってる五人組の目が全然
笑ってなかったのを。








川「う〜ん、どうしよっか、実行委員」







気になったけど、今は実行委員だ。








A「やっぱり、私がやるよ…?」








Aちゃんっ!?







まださっき言われてたこと気にしてる?








みんなもう、そんなこと思ってないと思うけど?









A「私…部活もやってないし…」







注目を浴びるのが恥ずかしいのか、消えそうな声で
一生懸命に話すAちゃん。









今さっき友だちになったクラスメイトも、一生懸命
話を聞いてる。









A「それだけじゃ、なくって…私もこのクラス
のために……なにか、したくて…」








途切れ途切れになりながら話す。








うん、Aちゃんの気持ち、わかった!








裕「いいねっ?希望者がいるならもう一人目は
Aちゃんじゃない?」









A「いいのっ!?」







キラキラした目でオレを見る。








川「さんせ〜い♩」









裕「いいよ、あともう一人は…オレだから」

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , ラブコメ   
作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:苺パンダ | 作成日時:2019年1月3日 23時

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