黒猫とドラキュラ ページ19
どうしよう。
実行委員か…
そりゃ、みんなやりたくないよね?
部活もあるだろうし、ここは私がやるのが無難
そうだよね。
A「あの、私「あのさぁ…」へ?」
裕太くん…?
怒った顔してどうしたんだろう?
裕太くんは部活あるし、実行委員はできないもん。
一緒にやろうなんて言えないし。
裕「それさぁ、楽しいの?」
え、なにが?
なにが楽しいの?
?「えっ?何、裕太く〜んっ?私たちはぁ、部活
してない神風さんがやればいいって思っただけ♡」
やっぱり、ここは部活してない私がやらないと
だよね。
裕「それはわかってる」
うん、私がやるべき!
裕「その理屈は分かった。でも、オレから見れば
イジメの対象のAちゃんに押し付けてるよう
にしか見えない」
押し付けてる…?
A「…えええーっ!?」
私っ、押し付けられてたの…?
ウソ、ビックリだよ!
?「いや、気づいてなかったのかよっ!」
ナーイスツッコミ…
裕「…はぁ」
裕太くんまでもがため息を!?
はぁー。
裕「…それで、これまではみんなでAちゃん
のことハブって?ある女子はイジメて?」
…
裕「男の方はAちゃんに何かされたわけでも
ないのに女子に怯えて見て見ぬ振りしてムシした
だろ?」
裕太くん…
男の子も女の子も何も言わない。
裕「おかしいんじゃないの?オレも何も言えな
かったけどさぁ、高校生活初めての文化祭が
クラスメイト一人混じんなくていいの?」
私のこと、そんなふうに考えてくれてたんだ。
裕太くん…だからいつも心配そうな目で私を
みてたの?
裕「自分の意思で動けよっ!!何もされてない
女子と男子!!て、ゆーかまずAちゃんが
誰かに何かするとかありえないから!!」
この中で唯一状況をわかってない先生だけが
うろたえていた。
優「なんか玉森に乗っかるみたいでダサいけど…」
裕「なんでだよ」
優ちゃん。
優「私はずっとAの味方だし。何も知らずに
Aのこと悪い風に勘違いしてたらシメるから」
そんな、シメなくても…
香「いつもは注意してるけど私も同意見。シメる」
香ちゃんっ!?
裕「味方だから」
裕太くんの声が聞こえる。
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作者名:苺パンダ | 作成日時:2019年1月3日 23時