オレはエモノ…? ページ5
マジ?
まさかの三年?
全然年上に見えない…。
A「だから玉ちゃんは一年生初お友達♩」
一年生初お友達って…
喜ぶところだよね?
A「う〜ん、おっきい男の子でもなぁ…
ザッハトルテ1ホールは私がいても
重いよなぁ…」
ざ、ざっはとるて?
なにそれ呪文⁉
ケーキの知識ゼロだし、わかるはずもない
んだけどね〜。
A「ん、ま、食べて!」
そう、キレイに切られたざっはとるてを
勧めてくれるからパクっと一口。
裕「…やば…」
A「どう?」
裕「うんまぁ〜‼」
やっぱいんだけど⁉
めちゃくちゃ美味しいじゃ〜ん!
何口でもいける!
裕「先パイ!オレ全部いけます!」
知らぬ間にそんなことも言ってて。
A「玉ちゃんは頼り甲斐があるぅ!」
先パイは一切れ。
オレはそれ以外を完食した。
裕「美味しかった〜」
A「また作るよ〜?」
裕「…あざっす」
そんな可愛いことを上目遣いで言ってくれる
もんだから、不覚にもキュンと心が動いた。
この感覚がなんなのかオレにはよく
わからなくて。
裕「先輩、名前何ですか?」
赤くなってるっぽい顔を隠すための、
とっさの質問。
A「桃瀬Aです」
A先輩…
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作者名:苺パンダ | 作成日時:2018年11月11日 10時