六十五 ページ20
夜齋side
その視線は
花繪のものだった
じとーっとオレの方を見てから口を開いた
花繪「安倍さん安倍さん、オレ、ちょっと夜の事わかってきたかもしれませんよ!」
晴齋「あ”…?」
花繪「夜さぁ今「イケメンはどんな表情でもかっこいいから羨ましい」って思わなかった?」
ニヤニヤした顔をする花繪
いや、あれは…ドヤ顔なのか?
後ろで楽が困惑した表情をして
龍之介と何かこそこそ話している
『確かに思ったが…そんなに顔に出てたか?』
花繪「ふっふっふ…安倍さんの恋人であるオレを舐めないでいただきた ゴッ いたぁ!?安倍さん何で叩いたんですか!?」
晴齋「んなもんお前がうるせぇからだよ!」
花繪「理不尽ー!横暴だー!」
『こういう時の晴は照れてるだけだ。ツンデレってやつだからな』
花繪「え?へぇー」ニマニマ
晴齋「その顔やめろ!兄さん!余計な事言うな!」
『___…素直になっていいんだぞ?』キラキラキラ
晴齋「………」
壮五「夜さん…」
おい壮五?その残念そうな…
オレも素直になってくれみたいな目はやめろ?
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作者名:にゃんこ先生(仮) | 作成日時:2016年11月3日 15時