【刀剣乱舞】暗殺者は本丸にて今日も舞う。

１５戦目 ページ20

貴女side

だから女は信用できない……と。

『それは知りませんでした。
すみません。』


一期｢分かったのならお引き取り願いたい｣

『お話はわかりました。
ですが、もうすこし聞いてほしいのです 』

一期｢まだ何か？｣

『私は貴方がたに危害を加えません』

長谷部｢だから口とではどうとでも言える
と言っているだろう｣

『女は自分の利の為に動く……
その被害を自分達が被るから害である。
口で言うことは信用ならない。
あなた方の認識はまとめて言うとこうで
あっていますか？？』

三日月｢そうだ。｣

『正しいですよ。
人間、中でも特に女は自己中心的です』

そういうと驚いた顔をする刀剣達

三日月｢認めた所で何が変わる。｣

『私は自分の利のために、
あなた方に危害を加えない。
審神者として、この本丸に来たのです。』

長谷部｢審神者になって何の利がある。｣

『その1 警察から逃げなくていい
その2 依頼が終われば報酬が貰える。
その3 国の直属機関なので上手く行けば
私の探し人が見つかるかもしれない。

この３つですね。』

一期｢私利私欲ですか。｣

『貴方方の嫌いな女ですから。
目的が明確で
利害が一致すると分かったほうが宜しいでしょう』

一期｢悪人ですね。｣

『どうとでも言ってください。
あ、ひとつだけ言わせていただきます。
私は暴力行為や快楽を得るための行為に
一切興味を持ちませんのでご安心を。』

そう、自分がどう思われようが
関係無い。

私はこの本丸を処理し、
新しい審神者を迎えたら
暗殺者に戻るただの仮の審神者。

ご機嫌取りをしたり、
従えるつもりは毛頭ない。

ただ、
依頼を完遂するために、
この本丸にいることだけは
許可されないといけない。

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