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゜
いたら私泊めないよな
と思考を止めて水を飲んだ
開いていたビールはもう少しでなくなりそうだったので全部飲んでからコネちゃんの後を追った
後部座席に乗ろうとドアを開けると先に乗り込んでいたコネちゃんが｢何ここまで来て遠慮してんねん。さっさと助手席乗りや｣と言ってくれた
『じゃあお言葉に甘えて』
乗り込んで初めの感想がさすが外車
シートもしっかりしてるし騒音もない
超快適
我ながら単純だ
車が発信してから数分
車内は静かな空気に包まれていた
オーディオから流れるクラシックが心地いい
このまま寝てしまおうかと身を捩らせると隣から遠慮がちに声がかかった
｢なんで俺やったん。大先生なら絶対抱いてくれてたで｣
その問いにふっと肩の力が抜けた気がした
なんだ彼はそんなことが気になっていたのか
『確かに鬱くんだったら絶対襲われてただろうなぁ。でも今日はコネちゃんの気分だった』
今日
ただそれだけ
｢ほーん｣
私がそれ以上口を開かないと悟ったのか、コネちゃんはどこか納得のいかないような声を発して車を走らせた
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コネちゃんの家は予想通りといえば予想通りだった
車が行き着いた先は芸能人が住んでいるようなタワーマンション
実際何人か住んでいるらしい
さすが営業部のエース
迷子になるからという雑な理由で手を引かれエントランスに入った
エントランスはよくあるセレブのお家紹介のイメージのまんま
なんというか生きてる次元が違う気すらしてくる
そのままエレベーターに乗り込み上の方にあるボタンを押した
扉が閉まるとコネちゃんが唸りながら言った
｢お前風呂明日入れ。先に寝ろ。俺はまだ仕事残っとるから｣
『分かったー』
色々話してるうちにポーンと音が鳴って扉が開いた
コネちゃんは一番奥の角部屋らしい
いつの間にか手はほどかれていて、コネちゃんの後ろをピクミンみたいにとぼとぼ歩いていく
コネちゃんが鍵を開けると中は思ったよりも広く思った通り家具が少なかった
『なんか家具少ないから余計広く見えるね』
｢そうか？そこの左のドア開けたら寝室やから。あーなんや、必要なもんあったらそこのソファ居るから｣
そう言って指さした先には1人用とは思えないソファとオシャレなテーブル
テーブルの上にはノートパソコンと資料が散らばっていた
本当に急いで迎えに来てくれたんだろう
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炉愛(プロフ) - しぃぷさん» そうなんですね…！！黒い羊の方もずっと楽しみにしていて…そして今回最推しtn氏だったので居てもたってもいられずコメントしました。最後まで楽しみにお待ちしてます…！！ (2022年2月5日 22時) (
レス) id: 221ecac122 (このIDを非表示/違反報告)
しぃぷ(プロフ) - 炉愛さん» コメントありがとうございます。コメントとても嬉しいです！この作品は既にある程度の結末を決めておりますので、最後までお付き合い頂けたら幸いです (2022年2月5日 22時) (レス) id: a79433805b (このIDを非表示/違反報告)
炉愛(プロフ) - とても好きです…。好きです。応援してます。更新頑張ってください(*´`)！！ (2022年2月5日 22時) (レス) @page2 id: 221ecac122 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃぷ | 作成日時：2021年7月4日 16時
