#51 ページ8
両者、一歩も譲らない攻防戦が続く。
ひとらん様も流石に得意の肉弾戦に持ち込めないようだ。
op「凄いですね｣
オプロイテ様は口を半開きにして、驚いている。
私は建物が壊れないかどうかの方が心配だ。
これ以上余計な予算が増えるとトントン様がキレる。
ht「強いね でも、護衛をなめないでよね！｣
ひとらん様が一気に間合いを詰めた。
os「うわぁ！｣
オスマン様はよろけてしまった。
そこを、ひとらん様は足を払い体勢を崩させた。
os「めう｣
ht「俺の勝ちだね｣
しりもちを着いたオスマン様に刃先を向けた。
os「今回は俺のまけか｣
ht「大丈夫 護衛の時はちゃんと守るから｣
白いインクが飛び散った。
『オスマン様 脱落です』
ni「お疲れ〜｣
オスマン様は残念そうにため息をついた。
緑色の服が白色に染まっている。
今、気づいたがこのインクって落ちるかな？
た、多分落ちるだろう。
多分。
ht「あっ 俺もAに預けて良い？｣
『はい 構いませんが』
ひとらん様は×が書かれたマスクを渡してきた。
何故にマスク？
ht「大丈夫だよ いつも持ってるスペアだから
それでね 付けてくれないかな？｣
少し照れながら言う。よくわからないが付けるか。マスクの紐を耳にかける。
ht「似合ってるよ お揃いだね｣
os「ひとらん 悪趣味〜｣
オスマン様はオプロイテ様に支えられながら、医務室に向かわれた。
ひとらん様はもう少ししたら行くと言われ、壁に寄りかかった。
私はカメラを見て戦況を確認する。
それにしても、どのカメラを見てもトントン様とグルッペン様の姿が見えない。
タヌキが着いているのに、見えないのは変だ。
まぁ、大丈夫だろう。
インカムに連絡は来ていないし、大丈夫なはず。
ＧＰＳにも変化は無い。
問題無いと判断し、今見えているゾム様の方に向かった。
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匿名M - 神作すぎて泣く (6月11日 19時) (
レス) @page9 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
まるく(プロフ) - ゾムさんの純粋な笑顔にヤられました…ストーリーも好きだし、尊敬します！ (2022年5月22日 23時) (レス) @page9 id: b5b6bccbdd (このIDを非表示/違反報告)
さなくさ - 好きっす(真顔）面白すぎます！ｇさんが活き活きとしていらっしゃる！更新頑張って下さい。応援しております！ (2022年2月8日 8時) (レス) @page9 id: 37c7f9211e (このIDを非表示/違反報告)
ずんだもち - すっごく面白いですね！好きです！更新待ってます！頑張ってください、応援してます！ (2021年9月23日 14時) (レス) @page9 id: 5b3eb3e364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：喰霞 | 作成日時：2021年8月28日 18時
