【銀魂】トリップしちまったんだけど2

昔からの友達がいるっていうのはいいもんだ ページ22

｢にしても貴女、本当に銀時に似ているな…｣


私の顔をまじまじと見ながら桂は言った。


｢そ、そうですかね｣


｢そういえば…なぜ銀時を知っている？｣


｢あ、私万事屋のバイトとしてつい最近働き始めたんです｣


｢バイト…！？あの銀時がか…！？｣


｢そうですけど…？｣


｢いやぁ、立派になったものだな銀時。正社員だけでなく、ついにバイトも雇うようになったとは…うんうん｣


と自分の事のように満足気に頷いている。


やっぱり桂さんは社長の事を友として大切に思っているんだね。


『あの、そろそろ行ったほうが…』


桂さんの横で立っていたエリザベスはそろりとプラカードを出す。

それを見て桂さんはこくりと頷き、ふっと口元を緩ませた。


｢ふむ、そうだな。だがエリザベス、心配する必要は無いぞ！｣


｢え、なにがですか…ってあぁあ！｣


肩に何かがのった！

ゆっくりとその何かを見るとそこには手が。

その手から腕、肩、顔と順番に目を移す。真っ黒い隊服に栗色の髪、赤茶色の瞳。すべてに見覚えがあった。


｢なーにびびってんですかィ｣


｢お、沖田総悟ぉおお！！｣

敵でも良い奴はいる→←プラカードはスピーディに出せ

• 金　運: ★☆☆☆☆
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